ピルはオンラインと病院どっちが安い？値段の違いや保険適用のオンライン診療を解説

病院とオンラインで、ピルの相場は同じくらいです。

ピルの値段は、それぞれの病院が自由に決められるため、クリニックによってばらつきがあります。

安いのはどこ？低用量ピルの料金表

クリニック/サービス名	料金（月額）	病院/オンライン
東京オンラインクリニック	1,040〜 2,890円	オンライン
メデリピル	初回無料 2,970円	オンライン
スマルナ	1,963〜 3,380円	オンライン
クリニックフォア	2,783〜 3,278円	病院 オンライン
マイピルオンライン	初回無料 2,960円	オンライン
イースト駅前クリニック	2,700～ 3,000円	病院 オンライン
ケイ・レディースクリニック	3,300円	病院 オンライン
湘南美容クリニック	2,100円	病院
新宿駅前婦人科クリニック	1,970円	病院 オンライン
ジャスミンレディースクリニック	2,500円	病院 オンライン

▶安いのは？オンラインピル処方一覧

料金を抑えたいなら、診察代や送料などが無料の病院・オンライン診療を探すのがおすすめです。

また、オンライン診療の一部では「初回無料プラン」「定期便による割引」などが用意されていることもあるため、賢く利用してみましょう。

＼ 初回無料プランも掲載 ／

【低用量ピル】オンラインと病院どっちが安い？値段一覧表

低用量ピルの相場は、オンラインでも病院でも月額2,000〜3,000円です。

クリニック/サービス名	料金（月額）	通院/オンライン
東京オンラインクリニック ▶詳細	1,040〜 2,890円	オンライン
メデリピル ▶詳細	初回無料 2,970円	オンライン
スマルナ ▶詳細	1,963〜 3,380円	オンライン
クリニックフォア ▶詳細	2,783〜 3,278円	通院 オンライン
マイピルオンライン ▶詳細	初回無料 2,960円	オンライン
イースト駅前クリニック	2,700～ 3,000円	通院 オンライン
ケイ・レディースクリニック	3,300円	通院 オンライン
湘南美容クリニック	2,100円	通院
新宿駅前婦人科クリニック	1,970円	通院 オンライン
ジャスミンレディースクリニック	2,500円	通院 オンライン

病院へ行った場合には、検査費用（3,000〜10,000円）が発生する場合も。

なお、病院・オンラインともに、保険医療機関であれば、保険適用で月額1,000〜2,000円ほどで低用量ピルを購入できます。

保険適用ピルのデメリットは、避妊効果が期待できないこと・1回に3シートまでしか処方を受けられないことです。

▶低用量ピルの料金をもっと見る

【アフターピル】オンラインと病院どっちが安い？値段一覧表

アフターピルの相場は、オンラインでも病院でも1万円前後です。

低用量ピルと同様に、アフターピルの購入には診察代（約2,000円）や送料（550円ほど）がかかります。

クリニック/サービス名	料金（月額）	通院/オンライン
メデリピル ▶詳細	9,900円	オンライン
クリニックフォア ▶詳細	8,778円	通院/オンライン
マイピルオンライン ▶詳細	10,978円	オンライン
ソクピル	8,800円	オンライン
イースト駅前クリニック	12,000円	通院/オンライン
ケイ・レディースクリニック	9,900円	通院/オンライン
湘南美容クリニック	9,800円	通院
新宿駅前婦人科クリニック	7,600円	通院/オンライン
ジャスミンレディースクリニック	5,800円	通院/オンライン

アフターピルは、性行為の後に服用することで、避妊効果が期待できる医薬品です。

服用すると不正出血・悪心（吐き気）・頭痛などの副作用が出ることもあります。

▶安いのは？アフターピルのオンライン診療一覧

結局ピルはオンラインと病院のどっちがいいの？メリット・デメリットを解説

オンラインと病院には、それぞれメリット・デメリットがあります。

オンライン診療	◎待ち時間が発生しない ◎深夜や日祝も営業 ◎1年分のまとめ買いOK
	△配送に1～2日かかる △送料がかかる場合がある △エコーや血栓症検査は不可
病院	◎同時に検査も受けられる ◎保険診療の病院が多い ◎すぐにピルを受け取れる
	△待ち時間が長い △深夜や日祝は休診が多い △1～3シートずつの処方が多い

オンライン診療は、移動の手間・待ち時間などがないだけでなく、土日でも営業しています。

そのため、仕事や学業で忙しい方にぴったり。

オンライン診療なら待ち時間なし！ライフスタイルに合わせて利用できる

メリット	・待ち時間が発生しない ・深夜や日祝も営業 ・1年分のまとめ買いOK ・予約が取りやすい
デメリット	・配送に1～2日かかる ・送料がかかる場合がある ・エコーや血栓症検査は不可

オンライン診療は、受診の時間が取りにくい方・効率よく時間を使いたい方・ピルのまとめ買いをしたい方におすすめです。

特に注目したいのは、3か月〜1年分のピルがまとめ買いできる点。

まとめてピルを購入しておけば、何度も受診・診察を受ける必要がないため、より服用継続のハードルが下がります。

病院なら即日ピルを受け取れる！月経困難症なら検査も保険適用

メリット	・エコー検査や血液検査も受けられる ・保険診療の病院が多い ・すぐにピルを受け取れる
デメリット	・待ち時間が長い ・深夜や日祝は休診が多い ・1～3シートずつの処方が多い ・人気院は予約が取りにくい

病院は、月経困難症（PMS含む）で悩んでいる方・不正出血や腹痛などが続いている方などにおすすめです。

生理前や生理中に起こるひどい腹痛、繰り返す不正出血などは、婦人科系の病気が原因で起こることもあります。

そのため、ひどい症状が続いている場合や、病気のリスクが不安な場合は、病院で検査を受けましょう。

オンラインでも保険適用できる？おすすめの低用量ピル処方5選

一部のサービスでは、オンライン診療でも保険適用が受けられます。

ただし、オンライン診療の保険適用では手数料がかかるため、費用は保険適用外のピルとあまり変わらない場合も。

サービスを選ぶ際は、ピルの料金だけでなく、プラン内容やピルの種類も確認しましょう。

サービス名	避妊用ピル（月額）	治療用ピル（月額）	アフターピル（1回）
東京オンラインクリニック ▶詳細	1,890〜2,500円	1,040〜2,890円 ※保険適用	取扱なし
メデリピル ▶詳細	初回無料 2,970円	4,180〜9,900円	9,900円
スマルナ ▶詳細	1,963〜3,380円	3,163〜9,980円	ー
クリニックフォア ▶詳細	2,783〜3,278円	6,077〜12,100円	8,778円
マイピルオンライン ▶詳細	初回無料 2,960円	取扱なし	10,978円

※税込み/自由診療※オンライン診療は医師の診療が必要となり、医師の判断によってはお薬を処方できない場合があります。

どのピルを選ぼうか迷っている場合は、ピルの種類が豊富なサービスを選ぶのがおすすめです。

東京オンラインクリニック：保険適用にも対応

東京オンラインクリニックでは、保険適用のピルもオンラインで処方されます。

保険適用の対象のピルは、フリウェルやヤーズなど合計5種類。

ピルの種類によって料金は異なりますが、保険適用なら薬価の3割の価格で処方を受けられますよ。

＼ 保険適用ピルも処方 ／

メデリピル：診察代込みの明確な料金設定

メデリピルの低用量ピル処方では、何度でも診察代が無料です。

さらに定期便を選べば、低用量ピル1シート（1か月分）が無料でお試しできます。

ピルの服用が久々な方や、初めてピルを飲む方も、無料なら試しやすいですよね。

＼ 初めての利用なら1シート0円 ／

スマルナ：顔出し不要のチャット診察

スマルナでは、人に会わずにアフターピル処方が受けられる「チャット診療」が導入されています。

診察は、専用アプリのチャットツールを利用するため、「利用のハードルが低い」と口コミでも好評。

さらに、一定の期間内にピルの追加処方を受ける場合、診察代0円でピルを注文できますよ。

＼ ピルは送料込みの料金設定 ／

クリニックフォア：海外製のアフターピルも取り扱い

※1：2020年4月〜2024年2月のオンライン診療実績（お薬の発送実績を含む）

アフターピルをお得に入手したいなら、クリニックフォアの利用がおすすめです。

クリニックフォアでは、安価な海外製のアフターピルが2種類取り扱われています。

海外製のアフターピルは、医師が正規のルートで仕入れているため、偽物が処方される心配はありません。

＼ アフターピル処方におすすめ ／

マイピルオンライン：低用量ピルの定期プランにおすすめ

マイピルオンラインは、低用量ピルの無料プランや半額プランなど、お得なプランが充実しています。

初回料金が安いだけでなく、継続するほどお得になる「ランクアップ制度」があるのも特徴的。

ランクが上がれば、通常よりも月額600円ほど安いプランが適用されますよ。

＼ 低用量ピルの処方におすすめ ／

オンライン診療は休診日なし

【どっちが安い？】リーズナブルにピルを入手するコツ

リーズナブルな価格でピルを購入したいなら、3つのポイントを確認しましょう。

診察代や送料がかからないクリニックを選ぶ

診察代や送料がかからないクリニック/サービスを選べば、お得にピルの服用を継続できます。

特に、服用の継続が必要な低用量ピルの場合、診察や配送のたびに費用がかかると、合計金額が高額になりがちです。

オンライン診療の診察代/送料

クリニック/サービス名	診察代	送料
東京オンラインクリニック	避妊ピル：無料 保険ピル：2,300円	350円
メデリピル	低用量ピル：0円 アフターピル：1,650円	低用量ピル：550円 アフターピル：0円
スマルナ	1,500円	0円
クリニックフォア	1,650円	550円

※税込み/自由診療

定期便なら月額料金を抑えられる

低用量ピルを服用する場合は、定期便やまとめ買いプランを選ぶのがおすすめです。

▼低用量ピルの各種プラン

定期便	・診察の頻度が減らせる ・中止時は手続きが必要 ・1シートあたりの価格が割安 （月額2,000円以下のサービスあり）
まとめ買い	・1シートあたりの価格が割安 ・診察の頻度が減らせる ・中止時の手続きが不要
単品	・1シートずつ決済 ・中止時の手続きが不要 ・1シートあたりの価格が割高 （相場は月額3,000円）

つまり、単品（都度払い）を選ぶと、高頻度で診察を受ける必要が出てくるのです。

自動で配送される定期便や、まとめ買いプランを選べば、診察の頻度は3～12か月に1回で済みますよ。

月経困難症・PMSなら保険適用でピル処方を受けられる

月経困難症・PMSに該当する場合、保険適用でピル処方や検査が受けられます。

月経困難症は、生理に伴い発現する不快な症状の総称です。

生理痛・頭痛・情緒不安定・だるさ・食欲の増進などが、月経困難症に挙げられます。

保険が適用されれば、通常の3割の価格でピルを入手できます。

なお、保険が適用される「治療用のピル」は、避妊目的での服用ができません。

避妊を目的にピルを服用したい場合は、保険が使えないことを覚えておきましょう。

どっちが安い？オンラインや病院でのピル処方に関するQ＆A

【まとめ】どっちが安い？オンラインも病院もピルの相場は同じくらい！

低用量ピルもアフターピルも、値段の相場は病院とオンラインで変わりません。

ただし、交通費が浮かせられる分、オンライン診療のほうが安くなる場合があります。

それぞれメリットとデメリットがあるため、悩みや要望に合わせて選びましょう。

▶安いのは？オンラインピル処方一覧を見る