ハイフには
ダウンタイムがあるの?
ハイフは、リフトアップが叶う美容医療の1つです。
副作用やダウンタイムが短い点も人気の理由ですが、「日常生活に支障はない?」と不安な方も多いでしょう。
結論、ハイフには副作用やダウンタイムが生じることもありますよ。
本記事では、ハイフのダウンタイムや副作用について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ハイフのダウンタイム
- ダウンタイムの症状
- ダウンタイムを避ける方法
- ダウンタイムの対処法
正しい知識を身につければ、副作用やダウンタイムを軽減した肌治療が行なえるでしょう。
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ハイフのダウンタイムはどのくらい?
まずはハイフのダウンタイムや、ダウンタイム中に注意すべき点を紹介します。
平均的には2週間程度
ダウンタイムとは、施術後〜日常生活に戻れるまでの期間を指します。
ハイフのダウンタイムは、平均2週間ほどです。
ハイフは、ダウンタイム中も基本的にはメイクができます。
そのため、日常生活に大きな支障をきたすことは少ないです。
ハイフ直後・翌日にやらない方がいいこと
ハイフの直後や翌日には、以下3つの行為を避けて過ごしてください。
- サウナ
- 運動
- アルコールの摂取
ハイフ後の過ごし方は、肌の状態や副作用に大きな影響を与えます。
サウナ
サウナを利用すると、体や顔の代謝・血行が良くなります。
ハイフ直後に血行が良くなると、肌の赤みや腫れがあらわれやすくなってしまうのです。
赤みや腫れが強くなれば、メイクで隠しにくくなるため注意してくださいね。
運動
激しい運動もサウナと同様、赤みや腫れを招く原因となります。
軽い散歩や買物程度であれば問題ありません。
アルコール摂取
施術後にお酒を飲んでも、ハイフの効果が薄れることはありません。
しかし、アルコールの摂取により血行が良くなれば、腫れや赤みがあらわれやすくなります。
血行がよくなる行動を避けるのがベスト
ここまで紹介したサウナ・運動・アルコールの摂取は、どれも血行を良くする行為です。
血行が良くなりすぎると、腫れや赤みなどが悪化しやすくなります。
マッサージやエステも血行が良くなりすぎるため、できればハイフの直後は避けてくださいね。
ハイフのダウンタイムの症状
ここからは、ハイフのダウンタイムに発生しがちな症状を紹介します。
主な症状は、以下の4つです。
- むくみ
- 赤みや腫れ
- 筋肉痛のような痛み
- しびれ
全ての症状があらわれることもあれば、ほとんど症状が出ない方もいます。
症状が発生する原因も合わせて、確認してみましょう。
むくみ
施術時に浴びる超音波により、肌の組織が炎症を引き起こすと、むくみが発生します。
むくみが出ると施術の効果が感じにくくなりますが、症状は一時的。
1週間ほどでむくみは改善し、むくみが取れた後には施術の効果が分かりやすくなりますよ。
赤みや腫れ
赤みや腫れもむくみと同様に、超音波により肌の組織が炎症を起こすことが原因で引き起こされます。
ハイフの超音波は、たんぱく質に熱変性を起こすことで皮膚を収縮、たるみを改善していく施術です。
熱変性の影響が大きすぎると、赤みや腫れは起こりやすくなります。
顔に脂肪の多い方は熱変性の影響を大きく受けやすいため、赤みや腫れがあらわれやすいです。
筋肉痛のような痛み
ハイフの後には、筋肉痛のような痛みが出ることもあります。
筋肉痛のような痛みが出るのは、超音波が筋膜を刺激していることが原因です。
痛みは、1ヶ月程度続くこともあります。
しびれ
施術時に超音波による熱エネルギーが神経を傷つけると、しびれを引き起こすことがあります。
しびれは一時的な症状であるため、時間とともに消えていくことがほとんどです。
神経は肌の深い位置に存在するため、大きく傷がついてしまうことはほとんどありません。
ダウンタイム以外に考えられる副作用
ハイフの施術後には先述した症状以外にも、副作用がでる場合もあります。
- 紫外線による肌トラブル
- 火傷
- 神経損傷
万が一のトラブルに備えて、副作用を確認しましょう。
紫外線による肌トラブル
ハイフ後の肌はバリア機能が低下しており、通常よりも外的刺激の影響を受けやすい状態です。
そのため紫外線を浴びると、以下のような症状があらわれることもあります。
紫外線による肌トラブル
- 赤み
- 痒み
- 乾燥・ごわつき
- 発疹
- 腫れ
- 水疱
程度がひどいと、腫れや水疱など火傷のような症状も出てくるため、紫外線には注意が必要です。
火傷
施術の際に、照射の出力・深さ・角度などを誤ると、やけどを引き起こすことがあります。
特に施術中、耐えきれない程の強い痛みを感じる場合は要注意。
火傷をすると、水ぶくれや色素沈着があらわれることも。
ハイフの施術中、強い痛みを感じたらすぐに施術者に伝えてください。
神経損傷
まれにハイフに用いられる超音波が顔の神経を傷つけて、神経損傷を引き起こすことがあります。
神経損傷の症状は以下のとおりです。
神経損傷の症状
- 感覚の消失
- 感覚の鈍さ
- 顔の歪み
- 顔の左右差
神経損傷が起こるのはまれで、基本的には時間とともに症状が消えていきます。
しかし、完治までに1年以上を要した事例もあるため、注意が必要です。
>>ハイフ(HIFU)で最も危険な副作用「神経損傷」の原因と対策を解説
1ヶ月以上症状が続く場合は医師に相談
ハイフの副作用は、通常2週間ほどでおさまることがほとんどです。
万が一、副作用が長く続く場合にはクリニックを受診し、医師に相談してください。
受診するクリニックは、施術を受けた場所がベストです。
ハイフのダウンタイムを極力避けるには?
日常生活に支障をきたさずに、ハイフを始めたい方は少なくないはず。
ハイフの副作用やダウンタイムは、5つのポイントを意識することで軽減することができます。
- 医療ハイフを選ぶ
- 適切な出力でハイフを受ける
- 過去実績のある施術者を選ぶ
- フォロー体制が整ったクリニックを選ぶ
- アフターケアをしっかり行う
それぞれ詳しく解説します。
医療ハイフを選ぶ
ハイフは医療機関だけでなく、エステやサロンで提供されていることもあります。
エステやサロンのハイフは安いことが多いため、気になっている方も多いでしょう。
しかし安全性の観点から、エステやサロンではハイフを受けるべきではありません。
エステハイフのデメリット
- トラブル時に処置を受けられない
- 素人による施術が多い
- 医療ハイフよりもパワーが小さい
火傷や神経損傷などのトラブルが起きても、エステやサロンでは処置を受けられません。
トラブル後の処置が遅れれば、肌に傷跡が残ることも考えられます。
万が一のことも考えてエステやサロンでの施術は控え、医療ハイフでの肌治療を行いましょう。
安全な出力でハイフを受ける
ハイフに使われる医療機器は、細かく出力調整ができるように作られています。
出力は強ければ強いほど良いわけではなく、部位にあわせて調節する必要があるのです。
例えば、皮膚の薄い部位に強すぎる出力でハイフ行えば、火傷をする恐れもあります。
副作用やダウンタイムを少しでも減らすためには、適切な出力で施術を行う必要があるのです。
過去実績のある施術者を選ぶ
ハイフは個々によって、適切な出力や照射範囲が異なります。
素人のスタッフでは、1人1人に合わせた医療機器の調整や施術が難しいことも多いです。
ダウンタイムやリスクを極力避けるためには、ハイフ施術に慣れている施術者を選びましょう。
フォロー体制が整ったクリニックを選ぶ
万が一、ハイフ後に肌トラブルが起きてしまっても、フォロー体制が整ったクリニックであればすぐに処置が受けられます。
大手の美容クリニックは、無料でトラブルに対応していることが多いです。
カウンセリングの際には、クリニックのフォロー体制についても確認してみましょう。
アフターケアをしっかり行う
ハイフによるダメージで、肌は一時的に乾燥しやすくなっています。
肌は乾燥するとトラブルを引き起こしやすくなるため、化粧水や乳液を使ったアフターケアが欠かせません。
ピーリング入りのスキンケアアイテムは負担が大きいため、施術直後の使用は避けてくださいね。
ハイフのダウンタイムが出た時の対処法
最後に、ハイフの施術後にダウンタイムが出た際の対処法を紹介します。
- 施術当日の入浴はシャワーのみにする
- 肌を刺激しない
- 保湿ケアをこまめにする
- 外出時は紫外線対策を行う
- 赤みや腫れがひどい場合にはアイシングが効果的
また、対処法と合わせてダウンタイム中の過ごし方も確認しましょう。
施術当日の入浴はシャワーのみにする
ハイフの施術当日は、赤みや腫れが特にあらわれやすいです。
血行を良くしすぎないためにも施術当日は湯船に浸からず、シャワーのみにしておきましょう。
また、顔を洗う際に直接シャワーを当てると負担が大きいため、お湯を手に溜めて顔をすすいでくださいね。
肌を刺激しない
摩擦による肌への刺激は、色素沈着や肌荒れの原因となります。
特に、ハイフ後の肌はバリア機能が低下しているため、肌トラブルを引き起こしやすいです。
肌に刺激を与えないためにも、メイクやマスクなど肌に摩擦を与える行為は極力避けるのがベストですよ。
保湿ケアをこまめにする
ハイフの施術後は一時的にバリア機能が低下し、乾燥を引き起こします。
注意
乾燥が悪化すると、痒みやごわつきを引き起こすこともあるため注意が必要でしょう。
少しでも早く肌の乾燥を改善するためには、こまめに保湿ケアを行うことが大切です。
入浴や洗顔後には化粧水で肌に水分を与えて、乳液で蓋をしましょう。
水分だけでなく油分も肌に与えることで、潤いの蒸発を防ぐことができます。
外出時は紫外線対策を行う
ハイフでバリア機能が低下した肌は、紫外線の影響を普段よりも受けやすくなっています。
紫外線を浴びれば、肌に赤みが出たり乾燥してしまったりすることも考えられるでしょう。
肌トラブルを防ぐためにも、外出時は必ず紫外線対策を行ってください。
紫外線対策の例
- 日焼け止めの塗布
- 日傘をさす
- 帽子をかぶる
紫外線量の多い夏場は特に、日傘や防止を使った物理的な紫外線対策がおすすめです。
赤みや腫れがひどい場合にはアイシングが効果的
血行が良くなると、赤みや腫れなどの副作用は悪化しやすくなります。
万が一、赤みや腫れがひどくなってしまったら、アイシングを行うのがおすすめです。
アイシングの方法
氷や保冷剤を袋に入れて、口を縛る。
袋をタオルやハンカチ越しに、施術部位へあてる。
氷や保冷剤を直接肌に当てると、凍傷を引き起こす恐れがあります。
そのため肌と氷の間には、必ずタオルやハンカチを挟んでくださいね。
ハイフのダウンタイムへの対策をしっかり行おう!
今回はハイフのダウンタイムについて解説しました。
副作用を理解し正しい対処を行うことで、ダウンタイムは短く抑えられます。
- 運動やサウナ、飲酒は避ける
- 入念な保湿ケアを行う
- 肌へ刺激を与えない
ハイフは副作用の他にも、神経損傷や火傷のリスクがあります。
リスクを避けるためには、個々にあった出力で照射を行うクリニックを選ぶことが大切です。
東京中央美容外科は、医師のもとで施術が行われているクリニック。
副作用やリスクへの不安がある方は、無料カウンセリングで相談してみてくださいね。
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