ピルは、ニキビや生理痛の治療に使われることもあります。
なお、最近では病院だけでなく、オンライン診療でもピル処方が受けられるようになりました。
オンライン診療では、電話やチャットで診察を受けられるだけでなく、自宅にピルを郵送してもらえます。
さらに、深夜や土日も利用できるため、忙しい方でもピルの服用を継続しやすいですよ。
初心者にもぴったり◎
おすすめのオンライン診療
サービス名 | 特徴 | 低用量ピル 料金 |
---|---|---|
メデリピル 公式サイト | 診察代0円 産婦人科の医師が診察 診察は電話でOK | ピル:初回無料 診察:無料 送料:550円 ーーーーーー 合計550円 |
スマルナ 公式アプリ | 診察はチャットで対応 服用中の相談は無料※ ※薬剤師などへの相談 | ピル:2,980円 診察:1,500円 送料込み ーーーーーー 合計4,480円 |
エミシアクリニック 公式サイト | 医師の診察が0円 診察はLINEで対応 | ピル:3,240円 診察:無料 送料:無料 ーーーーーー 合計3,240円 |
※税込み/自由診療
低用量ピルとは?期待できる効果・効能の一覧
低用量ピルとは、2種類の女性ホルモンが主成分の医薬品です。
服用することで、体内のホルモンをコントロール。
女性ホルモンをコントロールすることで、避妊を始めとしたさまざまな効果が期待できます。
【ピルの効果一覧】
避妊(排卵の抑制/着床の阻止)
低用量ピルには、排卵を抑制したり、子宮内膜を薄く保って着床を阻止したりする作用があります。
妊娠は排卵や着床がなければ成立せず、ピルの服用中は避妊効果が維持されますよ。
- 低用量ピルの避妊率は99%以上
- 服用中はずっと避妊効果が維持
- 服用をやめると排卵は再開
なお、排卵が抑制されて避妊できるのは、ピルの服用中のみ。
服用を中止すれば排卵は再開されるため、妊娠できる状態に戻ります。
ピルを飲んでも、不妊になることはありませんよ。
生理痛やPMSの改善
低用量ピルには、生理に伴う不快な症状(PMS・月経困難症)を改善する効果も期待できます。
生理前〜生理中に不快な症状が出るのは、女性ホルモンが大きく変動するためです。
ピルを服用し排卵を止めると、ホルモンの変動が起こりにくくなるため、不快な症状も軽減します。
低用量ピルは生理の際の
こんな症状の改善におすすめ
- 腹痛や腰痛、頭痛
- 吐き気や気持ち悪さ
- 情緒不安定やイライラ
- 食欲増進や食欲不振
- だるさや疲れ
今まで我慢していたつらい症状も、ピルで改善する可能性がありますよ。
ニキビや肌荒れの改善
ニキビや肌荒れの治療にも、低用量ピルはおすすめの薬です。
ピルには、皮脂の過剰分泌の原因となる「ホルモン」の分泌を抑える作用があります。
皮脂の分泌量が抑えられると、毛穴が詰まりにくくなり、ニキビや肌荒れが改善するのです。
実際に皮膚科でのニキビ治療に、ピルが使われることもありますよ。
生理のコントロール/生理日の移動
ピルを飲むと生理の周期が安定するだけでなく、生理をコントロールすることもできます。
- 「休薬期間」に生理がくる
- 生理日を移動できる
- 前倒し
- 遅らせる
- 生理の経血量が減る
- 生理の期間が短くなる
「休薬期間」とは、ピルの服用をお休みする期間のこと。
低用量ピルは、21日間服用したあと、7日間の休みを設けることで出血を起こします。
出血を起こす期間はコントロールできるため、前倒ししたり、遅らせたりすることも可能です。
いつ生理がくるかわからない不安感も、ピルを飲めば解決できますよ。
ガンや子宮外妊娠のリスクを低減
低用量ピルの服用を続けると、ガンや子宮外妊娠のリスクを低減できることもわかっています。
さらに、下記のような婦人科系の病気の予防・軽減にも、低用量ピルは役立つのです。
- 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
- 血管運動神経障害
- 関節リウマチ
- 子宮内膜症
- 卵巣がん、大腸がん
低用量ピルの効果はいつから?
低用量ピルの避妊効果は、飲み始めの日から期待できます。
ただし、飲み始めの時期が遅れると、効果を得られる時期も変わりますよ。
生理初日に 飲み始め | 飲み始めた日から 避妊効果が見込める |
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その他の期間に 飲み始め | 1週間ほど服用を続けると 避妊効果が期待できる |
なお、生理痛を改善する効果は、飲み始めの次の生理以降に期待できます。
ピルの効果に関するよくある間違い3つ
ピルの効果に関する、よくある間違いを紹介します。
間違い:ピルを飲むと生理がなくなる
ピルを服用しても、一定の周期で生理(消退出血)が起こります。
生理が起こるのは、ピル服用中も女性の体内では「子宮内膜」が増殖するためです。
子宮内膜は、赤ちゃんのベッドの役目を果たす組織のこと。
▼生理の仕組み
- 一定の周期で子宮内膜が厚くなる
- 妊娠しないと子宮内膜が剥がれる
- 剥がれた子宮内膜が体外へ排出される
子宮内膜が体外に排出されることを、生理や月経と呼びます。
ピルを服用すると、服用しない場合よりも子宮内膜は薄く保たれます。
しかし、多少は厚みが増すため、一定の周期で生理が起こるのです。
間違い:長期服用によりピルが効かなくなる
ピルの服用を続ける限り、一定の効果は維持されます。
長期服用によるデメリットはほとんどなく、避妊効果やPMS改善の効果が落ちることもありません。
間違い:ピルを飲めばコンドームは不要
「ピルを飲めばコンドーム不要」は、よくある間違いです。
ピル服用中にもコンドームが必要なのは、性感染症を防ぐため。
正しくピルを服用すれば99%の避妊効果が期待できますが、ピルを飲んでも性感染症は防げません。
見た目やにおいで判別できない性感染症も多いため、コンドームの併用がおすすめですよ。
デメリットはある?低用量ピルのリスクと副作用
さまざまな効果が期待できる低用量ピルですが、服用にはリスクや副作用も伴います。
低用量ピルの副作用
悪心 (気持ち悪さ) | 5〜30% (100人中5〜30人ほど) |
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頭痛 | 5〜15% (100人中5〜15人ほど) |
胸の張りや痛み | 5%以上 (100人中5人ほど) |
腹痛 | 5%以上 (100人中5人以上) |
血栓症 | 0.03〜0.09% (10,000人に3〜9人) |
副作用はピルの服用を1〜3か月ほど続けると、落ち着くことがほとんどです。
また、副作用がつらい場合は、吐き気止めや痛み止めで対処することもできます。
血栓症の発現率は10,000人に3〜9人
ピルを服用すると、年間10,000人に3〜9人の割合で血栓症が起こります。
血栓症とは、血管に血の塊が詰まってしまうことです。
放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因となるため、初期症状が出たら、すぐに病院を受診しましょう。
- 手足のしびれ
- ふくらはぎの痛み
- 偏頭痛など
なお、血栓症が起こるのは、ピルには血を固める作用があるためです。
血が固まらないよう、適度な運動や水分補給を心がければ、血栓症は予防できます。
長期服用で肝機能障害のリスクがある
ピルを長期的に服用すると、肝臓に負担がかかり、肝機能障害を負うリスクがあります。
肝機能障害を防ぐためには、一定の期間ごとに血液検査を受けて、肝臓に負担がかかっていないかを確認することが大切です。
検査は自宅で使える「血液検査キット」でも可能なので、定期的に肝臓の状態を確認しましょう。
ピルに限らず、どの医薬品にも肝機能障害のリスクがありますよ。
【Q&A】避妊できるのはいつから?低用量ピルの効果に関するよくある疑問
避妊効果のほかにも嬉しい効果が多数!低用量ピルの処方はオンライン診察がおすすめ
避妊以外にも、低用量ピルには嬉しい効果がたくさんあります。
この記事のまとめ
- 低用量ピルの避妊効果は99%
- 生理痛やPMSの改善にも役立つ
- ニキビや出血量の軽減効果も
なお、低用量ピルの効果は、服用を続けることで得られるものばかりです。
仕事や学業が忙しいと、産婦人科や婦人科へ通うのが億劫になることもあります。
ネットで診察、自宅へピルを郵送してもらえる「オンライン診療」なら、忙しい方でも服用を続けやすいですよ。
未承認医薬品等 異なる目的での使用 | 低用量ピルは医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律で 下記の効果について認められておらず、未承認薬の扱いとなります。 ・PMSの改善 ・ニキビや肌荒れの改善 ・生理のコントロール ・生理日の移動 ・ガンのリスクを低減 ・子宮外妊娠のリスクを低減 |
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入手経路等 | 国内医薬品販売代理店 |
国内の 承認医薬品等の有無 | 国内でニキビの改善に使われる内服薬には、 ビブラマイシンが挙げられます。 PMSの改善・生理のコントロール・生理日の移動、 ガン・子宮外妊娠のリスクを低減の目的で処方される 国内の承認薬はありません。 |
諸外国における 安全性等に係る情報 | 頭痛、吐き気 、不正出血 、 乳房の張り等のリスクがあります。 |
医薬品副作用 被害救済制度に ついて | 万が一重篤な副作用が出た場合は、 国の医薬品副作用被害救済制度の 対象外です。 |