ハイフは痛いって聞くけど本当?
ハイフは切開をせずにリフトアップが目指せる美容医療の1つです。
しかし、施術の際には痛みを伴うことも少なくありません。
そこで本記事ではハイフで感じる痛みの程度や種類、痛みへの対処法を詳しく解説します。
ハイフで必要以上に負担を感じないためにも、ぜひ参考にしてみてください!
- ハイフで感じる痛みの種類
- 照射部位ごとの痛みの傾向
- ハイフで痛い人とそうでない人の違い
- ハイフで痛みを抑える4つの対策
- 痛みが不安な方におすすめのハイフ機種
- ハイフの施術後の痛み
- ハイフのダウンタイム中の症状や副作用
- ハイフの痛みに関するよくある質問と回答
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ハイフ(HIFU)の痛みの種類は主に2つ
ハイフを受けた約8割の方が痛みを感じたというデータもあるように、ハイフを行う際には痛みを伴うことが多いです。
ハイフの術中には、2種類の痛みを感じることがあります。
- 骨や歯に響く痛み
- 熱さによる痛み
まずは痛みの種類を知って、得体の知れない不安から解放されましょう!
骨や歯に響く痛み
ハイフ施術中の痛みは、骨や歯に響くような「ズーンと響くような痛み」と例えられます。
主に、下記のような照射の際に感じることが多いです。
- 下あご
- 頬近辺
- 深い位置への照射
骨に近い部分やSMAS筋などの深い部位を狙う時に感じやすいことが特徴です。
ハイフの超音波は皮膚深層~筋膜を狙って照射しますが、脂肪や筋膜が吸収しきれなかった超音波が骨に到達した時に骨に響くような痛みを感じます。
「骨や歯に響く痛み」は麻酔で対処できない種類の痛みですあるため、強く感じる場合は機器の出力を下げてもらいましょう。
熱さによる痛み
ハイフは超音波による熱エネルギーを皮膚深層部へ向けて照射するので、熱刺激による痛みを感じることがあります。
熱さによる痛みは、出力の調整の他にも麻酔の利用で対処可能です。
麻酔クリームを利用できるクリニックもありますので、痛みが不安な方は麻酔の扱いが豊富なクリニックで相談しましょう。
ハイフ(HIFU)の痛みの種類:部位別
続いては、照射部位ごとの痛みの傾向を解説します。
ハイフを照射する部位によって、「骨や歯に響く痛み」「熱さによる痛み」と感じやすい痛みは異なりますよ。
照射部位 | 痛みの種類 |
---|---|
フェイスライン | 骨や歯に響く痛み |
頬 | 骨や歯に響く痛み 熱さによる痛み |
目元 | 熱さによる痛み |
あごの裏 | 熱さによる痛み |
身体 | 痛みを感じにくい |
皮膚が薄い場所は熱による痛みを感じやすく、骨までの距離が近い場所だと骨に響く痛みを感じやすい傾向があります。
脂肪の付き方や皮膚の厚みによって、痛み具合は異なるので覚えておきましょう。
フェイスライン
超音波が皮膚の薄い部分に当たると、骨に響く痛みを感じやすいです。
やせ型の方や脂肪が少ない方は、痛みを感じやすい傾向があります。
初めてフェイスラインにハイフを受ける方で痛みが不安な方は、低出力から始めてくださいね。
頬
頬は、痛みの感じ方に個人差が大きい部位となってます。
全体としては熱さによる痛みを感じやすいです。
しかし頬骨近辺は骨に近いため、骨に響く痛みも感じやすい傾向がありますよ。
痛みを感じやすい部位である頬は難易度も高いため、経験豊富な医師からハイフを受けるようにしましょう。
目元
目の上や目の下、こめかみが含まれる目元は、熱さによる痛みを感じやすいです。
出力を強くしすぎなければ、多くの方が麻酔なしで施術を行えるくらいの痛みです。
あごの裏
個人差はあるもののあごの裏はやや脂肪があるので骨に響く痛みは感じにくいですが、熱さによる痛みは感じやすいです。
熱さによる痛みは麻酔が効果的であるため、不安な方は麻酔の扱いが豊富なクリニックに相談しましょう。
身体
脂肪が少ない方は痛みは感じやすくなりますが、身体は顔よりは痛みが少ない傾向です。
身体へのハイフは、多くの方が軽い刺激程度に感じています。
多くの方が耐えられる痛みなので、身体へのハイフで麻酔を使用する方は少ないです。
ハイフ(HIFU)の痛い人と痛くない人の違い
ここでは、ハイフで痛い人とそうでない人の違いを紹介します。
ハイフによる痛みの感じ方には、複数の要素が絡んでいます。
- 個人差による違い
- 深さ・出力・皮膚の厚みなどの違い
痛みを感じやすい人には、痛みに敏感なこと以外にも特徴があります。
それぞれ確認していきましょう。
個人差の違い
まず、痛みに敏感な方は痛みを感じやすいです。
- 不安や緊張のある人
- やせ型
- 施術部位の脂肪が少ない方
特に初めてハイフを受ける時には、痛みへの不安や緊張から痛みを感じやすくなります。
また、精神的な部分以外にもやせ型の方や施術部位の脂肪が少ない方は、痛みを感じやすくなります。
ハイフは超音波を照射する機械を使用するため、干渉する脂肪が少ない方は影響を受けやすいです。
深さ・出力・皮膚の厚みなどの違い
ハイフによる痛みは、痛みを左右する3種類の要素で強弱が異なります。
- 照射深度(アプローチする場所の深さ)
- 出力の強さ
- 皮膚の厚み
アプローチする場所が深く出力が高いほど、骨に響くような痛みを感じやすくなります。
ハイフは深度を調整するカートリッジで細やかな照射深度の調整が可能です。
カートリッジの種類 | 1.5mm | 3.0mm | 4.5mm |
痛み | 弱 | 中 | 強 |
また、施術部位の皮膚が薄かったり皮下脂肪が薄かったりすると、痛みを感じやすくなります。
さらに、皮膚が薄いと副作用の現れやすさにも直結することがありますよ。
ハイフ(HIFU)の痛みを抑える4つの対策
ハイフで全く痛みを避けるのは難しいですが、強い痛みを避けるための対処法はあります。
ハイフの痛みをなるべく避ける方法は、以下の通りです。
- 痛みの少ない機器を選ぶ
- 出力を下げてもらう
- 麻酔を使う
- 実績のあるクリニックを選ぶ
それぞれ詳しくみてみましょう。
①痛みの少ない機器を選ぶ
ハイフには様々な医療機器が用いられており、機器の種類によって痛みの強さが異なります。
現在は患者への負担を配慮して、痛みに配慮された新しい機種が続々登場。
例えば、下記3つの医療機器は痛みを感じにくいと言われています。
- ウルトラセル2
- ウルトラセルQ+
- ソノクイーン
ハイフの痛みと効果は比例しますが、痛みが少なく高い効果が期待できる医療機器も開発されていますよ。
機種による痛みの比較
代表的な機種の痛みを比較した表は、以下の通りです。
機器 | 痛みの感じやすさ |
---|---|
ウルトラセル | 強 |
ウルセラ | 強 |
ウルトラセル2 | 弱 |
ウルトラセルQ+ | 弱 |
ウルトラ フォーマーⅢ | 弱 |
ダブロ | 弱 |
ソノクイーン | 弱 |
医療機器によって痛みの強さが異なるだけでなく、照射できる部位が異なります。
例えばソノクイーンは、皮膚の薄い目元・目の下の小じわにもアプローチできる機器です。
ハイフ機器の種類はクリニックによって取り扱いが異なるため、事前にクリニック公式サイトで取り扱い機種を確認しておきましょう。
②出力を下げてもらう
ハイフは出力で痛みを調整できるため、施術中に耐えられない痛みが生じたときには施術者に伝えましょう。
出力を下げると、痛みだけでなく副作用リスクを軽減できますよ。
出力を下げすぎると効果が得られないので注意
ハイフの出力を下げると痛みと副作用リスクが下がりますが、効果も下がります。
痛みを感じるからといって、出力を下げ過ぎるのも良くありません。
ハイフ施術を行う医師はあなたの希望を優先しながら、肌の状態やたるみ具合で都度出力を調整しています。
低出力にすると痛みは減りますが、効果も低くなることが多いので注意しましょう!
どうしても痛みに耐えられない時以外は、医師に任せてくださいね。
③麻酔を使う
熱さによる痛みであれば、出力を下げずに麻酔で対処できます。
ハイフで利用できる麻酔は、以下の2種類です。
- 麻酔クリーム
- 笑気麻酔
麻酔クリームは肌表面に塗布する麻酔で、笑気麻酔はガスを吸引して意図的にリラックスした状態を作り出す麻酔です。
痛みが不安な方は、笑気麻酔が利用できるクリニックを選びましょう。
TCB東京中央美容外科では麻酔クリーム・笑気麻酔のどちらも用意しています。
④実績のあるクリニックを選ぶ
ハイフ施術の痛みは、施術者の技術力にも左右されます。
特に、骨に響くような痛みは照射する角度による部分が大きいです。
技術力のある施術者からハイフを受けるには、実績のあるクリニックを選びましょう。
例えば大手美容クリニックの湘南美容クリニックは、36万件以上(2022年時点)のハイフ症例実績がありますよ。
>>医療ハイフ(HIFU)がおすすめのクリニック
ハイフ(HIFU)の施術後の痛み
ハイフ術後の痛みが不安だとしても、自己判断で市販の痛み止めを服用しないようにしましょう。
通常、施術後の痛みは日常生活に支障がでるほどではありません。
ここでは、ハイフ施術後の痛みについて紹介します。
- 施術直後の痛みはほとんどない
- 翌日以降は筋肉痛のような痛み
- 鎮痛剤の処方も可能
それぞれ確認していきましょう。
施術直後の痛みはない
ハイフの痛みは施術中がメインであり、施術直後の痛みはほとんどありません。
稀に施術部位に腫れや赤みを感じる場合がありますが、ほとんどの場合は1週間で改善します。
翌日から筋肉痛のような痛みがある
施術の翌日から数週間ほど、筋肉痛のような痛みや熱感が続きます。
これは、筋膜へのアプローチによって感じる痛みです。
筋肉痛のような痛みは、数週間~1ヵ月ほどでおさまります。
もし痛みが強すぎたり長引いたりするようなら、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
痛みが心配な場合は鎮痛剤の処方も可能
術後の痛みについて相談すると、クリニックによっては鎮静剤を処方してもらえる場合があります。
医師の判断で処方された薬なら、服用しても大丈夫です。
痛みの感じ方は人それぞれなので、不安な場合には医師に相談しましょう。
自己判断で市販の痛み止めを服用しないようにしましょう。
腫れや赤みなどの副作用を伴う場合もある
ハイフはダウンタイムの少ない施術として有名ですが、腫れや赤みといった副作用を伴う場合があります。
ダウンタイム中の症状や副作用は、以下の通りです。
- 肌の乾燥しやすさ
- 赤み・腫れ
- むくみ
- やけど
- 神経損傷
- 頬こけ
ハイフによる赤みや腫れは、メイクで隠せる場合がほとんどです。
ただし長風呂や激しい運動、サウナなどは赤みが長引く原因になるため、赤みが完全に引くまでは控えてくださいね。
2種間ほどでハイフの副作用は引いていくことが多いですが、長く続く場合は施術を受けたクリニックに相談しましょう。
>>医療ハイフ(HIFU)がおすすめのクリニック
ハイフ(HIFU)の痛みについてよくある質問
- エステハイフと医療ハイフどっちが痛い?
-
出力の高い医療ハイフのほうが痛みは強い傾向ですが、麻酔を利用できます。
ほとんどのクリニックで痛みに配慮した施術を行ってますので、まずはカウンセリングで相談してみましょう。
低出力の機器を使用するエステハイフは痛みの感じ方は緩やかですが、無資格のエステティシャンによる施術で神経損傷などのトラブルが増加しています。
ハイフ(HIFU)の痛み まとめ
この記事では、ハイフの痛みについて紹介しました。
ハイフの痛みは、骨や歯に響く痛みと熱さによる痛みの2種類です。
もしあなたが痛みに敏感な方だとしても、適切な出力・麻酔の利用などの対処を行うことで、負担を軽減したハイフが受けられます。
- 痛みの少ない機器を選ぶ
- 出力を下げてもらう
- 麻酔を使う
- 実績のあるクリニックを選ぶ
痛みだけでなく副作用やリスクを低減するには、経験豊富な医師から医療ハイフを受けることも重要。
実績が豊富なクリニックを探している方には、ハイフの症例数36万件以上(2022年時点)を誇る湘南美容クリニックがおすすめです。
自分に合ったクリニックでハイフを受けて、リフトアップを目指しましょう!
>>医療ハイフ(HIFU)がおすすめのクリニック