ヒアルロン酸を打ち続けるとどんなリスクがあるの?
手軽に若返り効果が期待できるヒアルロン酸ですが、効果を持続するには打ち続ける必要があります。
何度も打ち続けると聞くと、リスクが心配な方も多いでしょう。
ヒアルロン酸は適切な治療を受けないと、見た目が不自然になったり、副作用がおこる可能性があります。
この記事では、ヒアルロン酸を打ち続けるリスクやメリット、失敗を防ぐための方法を詳しく解説。
最後まで読むと、失敗なくヒアルロン酸の効果を持続する方法がわかります!
ヒアルロン酸を打ち続けた場合の4つのリスク
- 顔のバランスが不自然になる
- ヒアルロン酸が吸収されなくなる
- ヒアルロン酸に依存してしまう
- 副作用のリスクが高まる
ヒアルロン酸は適切に受ければ、副作用の少ない治療です。
しかしゼロリスクではない点をよく理解しておく必要があります。
事前知識を身につけて、的確な治療を受けましょう。
顔が不自然になる
ヒアルロン酸を打ち続けると、顔が不自然な仕上がりになることがあります。
- ヒアルロン酸を入れすぎてパンパンな違和感のある顔
- 部分的に若く、そのほかの部分は老けているアンバランスな顔
ヒアルロン酸はエイジングケアとして顔のボリュームアップに効果が期待できます。
適切な量や施術間隔を守らなければ、自分は満足していても、他の人から見ると違和感のある顔になることも。
必要な部位に、必要な分だけ注入するよう心がけましょう。
ヒアルロン酸が吸収されなくなる
ヒアルロン酸を打ち続けると、身体がヒアルロン酸を異物とみなして、周囲をコラーゲンの被膜で囲んでしまいます。
するとヒアルロン酸が吸収されず、長い期間残り続けることに。
打つ場所 | 吸収 |
---|---|
皮膚の狭い範囲 | 吸収されやすい |
皮膚の広い範囲 (涙袋、鼻、あご) | 吸収されにくい |
ヒアルロン酸は1ヶ所にかたまりで打つと吸収されにくくなります。
しこりとなって残ることもあるので、万が一吸収されない場合は、ヒアルロン酸を溶かす処置を受けましょう。
ヒアルロン酸に依存してしまう
ヒアルロン酸を打ち続けていると、より効果や変化を求めてどんどん注入したくなることがあります。
過度な注入は、副作用のリスクが高まることを理解しておきましょう。
- 本当に追加が必要か、信頼できる医師や第三者の意見を聞く
- 美的感覚が麻痺しないよう、元の顔を比べながら少量づつ注入する
副作用のリスクが高まる
- 血管閉塞
- 皮膚の壊死
- 感染
- アレルギー反応
副作用は、どんなに注意していても100%防ぐことはできません。
どのような副作用がおこり得るのか、知識として知った上で施術を受けましょう。
血管閉塞
ヒアルロン酸を誤って血管に注入してしまうと、血管閉塞がおこり、血管の先にある器官に影響を及ぼす場合があります。
最悪の場合、失明に至るケースも。
リスクが高い部位は特に注意して、トラブルを回避しましょう。
参考:日本眼科學會雑誌 美容整形目的で鼻背へヒアルロン酸注射後に眼動脈閉塞を来した1例
- 眉間
- 上まぶたの内側
- 鼻
- ほうれい線
- マリオネットライン
皮膚の壊死
血管閉塞が原因で、皮膚が壊死する可能性があります。
確率は1万例に1人程度と高くありませんが、打った後に以下の症状を感じた際には、すぐに医師に相談しましょう。
- 皮膚の色が変わった
- 腫れがある
- 痛みがある
- 小鼻
- 眉間
感染
感染が起きると、以下の症状が表れます。
- 皮膚が膿む
- ニキビが悪化する
- おできができる
注入したヒアルロン酸の周りに菌膜ができ、感染がおこる可能性があります。
違和感を感じた場合は、すぐに医師に相談しましょう。
持病や気になる症状がある方は事前に医師へ相談する
施術後に異変がないか注意深く観察する
アレルギー反応
ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する成分なので、ヒアルロン酸自体にアレルギー反応がおこることは稀です。
しかしヒアルロン酸に含まれる添加物に対しては、アレルギー反応が出るケースがあります。
アレルギー体質の方は、事前のパッチテストが可能ですが、過度に心配しすぎる必要はないでしょう。
事前に医師に相談しておくと安心して治療を受けられます。
気になる人は事前にパッチテストをする
国内外の公的機関の認可を受けたヒアルロン酸を注入する
事前知識でリスクを回避!
正しい知識と理解があれば、リスクを回避しながらヒアルロン酸を打ち続けられます。
副作用が起こった場合には、すぐに診察を受けることが大切です。
アフターケアの充実度も含めて、安心して治療を続けられるクリニックを選びましょう。
ヒアルロン酸を打ち続けるメリットは?
- 理想の状態を維持できる
- 傷跡がのこりにくく自然な効果が続く
- シワが深くなりにくい
1つずつ見ていきましょう。
理想的な状態を維持できる
ヒアルロン酸を打ち続けると、理想的なパーツの持続が期待できます。
さらにヒアルロン酸が長持ちしやすくなる場合も。
医師の判断のもと、ヒアルロン酸の量を調整しながら施術を受けましょう。
傷跡が残りにくく自然な効果が続く
ヒアルロン酸は注射の傷跡も小さく、内出血がおきてもメイクで隠せる程度なので、ダウンタイムがほぼありません。
入れすぎに注意をすれば、人に気づかれずに自然な効果の持続が期待できます。
シワが深くなりにくい
ヒアルロン酸を打ち続けると、エイジングケア効果が期待できます。
- シワが深くなりにくい
- 高い保湿効果の持続
打ち続けている間は、若々しい印象が続くでしょう。
ヒアルロン酸を打ち続けること自体に問題はない
ヒアルロン酸は体内に元々ある成分を注入するので、適切な治療を受ければ、打ち続けること自体のリスクは低いでしょう。
ヒアルロン酸でおこるトラブルの多くは、量や施術間隔が不適切である事が原因です。
信頼できる医師のもとで治療を続けるようにしましょう。
【部位別】ヒアルロン酸を打ちすぎた場合のデメリット
ヒアルロン酸を打ちすぎると思いもよらぬ失敗に繋がります。
納得のいく仕上がりになるよう、以下の例を参考にして下さい。
- ほうれい線の失敗
- 鼻の失敗
- あごの失敗
- ほほの失敗
それぞれ詳しく解説していきます。
ほうれい線
ほうれい線にだけヒアルロン酸を注入しすぎると、顔全体が不自然な印象になることがあります。
- 左右非対称になる
- 口元だけ若返り、ほかは老けたままで顔のトータルバランスが不自然になる
ほうれい線は老け顔に見える大きな原因ですが、顔全体のバランスを考えてヒアルロン酸を注入しましょう。
もとの顔の左右差を意識して注入してもらう
たるみを改善するために、ほほにもヒアルロン酸を注入する
鼻
ヒアルロン酸を鼻に注入すると、きれいな鼻筋を作ったり、高さを出したりできます。
しかしヒアルロン酸を入れすぎると、明らかに違和感のある鼻になることも。
- 鼻の付け根が広がり大きくなる
- 高くなりすぎる
- 凸凹や段差ができる
きれいな鼻筋や高さを維持したい人は、プロテーゼを検討すると良いでしょう。
あご
あごへのヒアルロン酸注入は、Eラインやフェイスラインを整えることができます。
しかし入れすぎるとあごが太くなる場合があるので中が必要です。
入れすぎを予防するため、長持ちする硬いヒアルロン酸を少量ずつ注入すると良いでしょう。
ほほ
ほほにヒアルロン酸を注入すると、ほほのボリュームを補ったり、リフトアップ効果が期待できます。
しかし過度な注入によって、頬骨が強調されてパンパンな印象になる可能性があるので注意しましょう。
適切な位置に、適切な量を注入することが大切です。
ヒアルロン酸を打ち続けても失敗しない4つの方法
- 医師の技術力が高いクリニックを選ぶ
- 適切な量や施術間隔を守る
- 品質の良いヒアルロン酸を注入する
- 失敗しないためには信頼できるクリニック選びが重要
詳しく見ていきましょう。
医師の技術力が高いクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸の注入は、治療を行う医師によって仕上がりに大きな差が出ます。
- 医師の技術力
- 医師の知識量
- 医師の経験値
- 医師のデザイン力
慎重なクリニック選びで信頼できる医師を見つけ、カウンセリングを受けましょう。
また、症例写真を参考に、好みの仕上がりにできそうなクリニックを探す方法もおすすめです。
適切な量や施術間隔を守る
ヒアルロン酸治療の失敗のほとんどは、量や施術期間を守らなかったためにおこります。
理想どおりにならなかった、明らかに不自然な顔になったなどの失敗がないよう、必ず医師の判断にしたがって適切な量と施術間隔を守りましょう。
ヒアルロン酸の追加が本当に必要か確認する
少量の注入から始め、効果を見て少しずつ追加する
医師や第三者の意見をよく聞く
品質の良いヒアルロン酸を注入する
ヒアルロン酸の種類は複数あり、治療部位や予算に合わせて使い分けができます。
ヒアルロン酸はどれも同じ。と安易に考えず、品質を重視することも失敗を防ぐ1つの方法です。
- 米国アラガン社製ヒアルロン酸 ジュビダームビスタ
失敗しないためには信頼できるクリニック選びが重要
ヒアルロン酸を打ちすぎて失敗しないためには、信頼できるクリニックで治療を受けることが何よりも大切です。
納得がいく治療ができるよう、医師とのコミュニケーションを大切にしましょう。
- 失敗への不安を解消できる
- 理想や希望を細かく伝えられる
- 信頼して治療を任せられる
クリニック選びでは以下を意識すると良いでしょう。
- 信頼できる医師がいる
- 好みの仕上がりが期待できる
- アフターケアが充実している
初めから1つに絞らずに、複数のクリニックでのカウンセリングをおすすめします。
【まとめ】ヒアルロン酸を打ち続けるならクリニック選びが重要!
ヒアルロン酸は、正しく受ければ、副作用やリスクの少ない治療です。
しかし治療が不適切だった場合のリスクは以下のとおり。
- 顔のバランスが不自然になる
- ヒアルロン酸が吸収されなくなる
- ヒアルロン酸に依存してしまう
- 副作用のリスクが高まる
思いもよらない失敗を防ぐためには、クリニック選びが重要です。
クリニック選びの際は、次のポイントを意識することをおすすめします。
- 信頼できる医師がいる
- 好みの仕上がりが期待できる
- アフターケアが充実している
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