ダーマペンは効果なし？失敗例やダウンタイムも徹底解説！後悔しないおすすめクリニック10選も紹介

2024年11月21日

SNSなどでも人気のダーマペン。

しかし、「効果なし」「失敗した……」といった口コミを目にして、不安に感じている人も多いのではないでしょうか？

この記事では、元大手美容外科カウンセラーが以下の内容を解説します。

ダーマペンの効果
ダーマペンを効果的に受けるポイント
ダーマペンの失敗例と失敗しないための注意点
おすすめクリニック
ダーマペンの痛みと対策方法
ダウンタイムとアフターケアの仕方
セルフダーマペンについて

思わぬトラブルで後悔することのないように、ダーマペンのメリットだけでなく、デメリットやリスクにも目を向けるようにしましょう。

おすすめクリニックからチェックしたい方はこちら！

スクロールできます

ダーマペンおすすめの美容クリニック
クリニック	TCB東京中央美容外科	湘南美容クリニック	品川美容外科
顔全体1回の料金（税込）	19,800円～	19,800円～	17,270円～
全国の院数	96院 ※ダーマペンは新宿三丁目院・仙台駅前院・梅田大阪駅前院のみ実施	140院(海外含む) ※一部の院ダーマペンの取り扱いなし	39院 ※提携の品川スキンクリニック含む
取り扱い機器	ダーマペン4	ダーマペン4	ダーマペン4
オプション数	5種類	7種類	7種類
モニター募集	○	○	○
割引サービス	LINEクーポン学割シニア割	LINEクーポン楽天ポイント SBCポイント学割	–
カウンセリング	無料	無料	無料
麻酔	有料	有料	有料
アフターケア	無料	無料	無料
症例	–	詳細	詳細
ホームページ	公式サイト	公式サイト	公式サイト

どのクリニックもカウンセリングは無料です。

気になるクリニックがあれば、まずカウンセリングを受けてみましょう。

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基にインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

ダーマペンとは？髪より細い極細針で肌に穴を作る施術

ダーマペンとは、髪よりも細い極細針で肌に穴を作ることで、傷を修復しようとする「創傷治癒力」を高める施術です。

傷が治る過程で、肌内部でコラーゲンやエラスチンなどといった美肌に不可欠な成分の生成が促進され、さまざまな肌トラブルを改善する効果が期待できます。

また、部位ごとに穴を作る針の長さを細かく調整できるのが特徴で、通常は肌悩みに合わせオプションを組み合わせて施術を行います。

オプションを組み合わせることで、自分の求める効果にぴったりの施術にカスタマイズできるのがメリットですよ。

ダーマペン4とダーマペン3の違い

ダーマペンはオーストラリアのダーマペンワールド社が開発したマイクロニードル治療。

ダーマペン4が2023年現在の最新モデルとなっています。

ダーマペン4とダーマペン3の大きな違いは、その針の数と深度、そして施術スピードです。

	ダーマペン4	ダーマペン3
針の数	16本	12本
最大深度	3.0mm	2.5mm
施術スピード ※（1秒あたりの穴の数）	1,920個/秒	1300個/秒
その他	オートマチックバイブレーション機能搭載で不快感を軽減	–

ダーマペンを受けるなら、より高い効果が期待でき、さらに痛みや不快感への配慮もされたダーマペン4を取り扱うクリニックを選びましょう。

ダーマペンの効果｜いちご鼻や毛穴には意味ない？

ダーマペンには次のような効果が期待できます。

いちご鼻や毛穴への効果
今あるニキビへの効果
ニキビ跡・クレーターへの効果
ほうれい線・エイジングサインへの効果

ダーマペンは幅広い肌悩みに効果が期待できる施術ですが、即効性があるというより、回数を重ねることで効果が実感しやすい治療です。

そのため、十分な施術回数を受けていないと「いちご鼻には意味ない」「毛穴に効果なし」といった口コミへとつながるようです。

自分の肌悩みにはどれくらいの回数が必要か、事前にカウンセリングで確認するのがおすすめです。

＞＞ダーマペン悩み別おすすめの回数

いちご鼻や毛穴への効果

毛穴の開きは、ターンオーバー（肌の生まれ変わり）が乱れ、古い角質や皮脂が毛穴に詰まることで起こります。

さらに、毛穴に詰まった皮脂が酸化し毛穴内部が黒ずむことで、いちご鼻に……。

ダーマペンは、肌に極細針で傷をつけることで古い角質を排出しやすくし、乱れたターンオーバーを正常化。

さらに、余分な皮脂の分泌を抑制してくれるので、いちご鼻の原因となる角栓ができにくい肌へ導いてくれます。

また、コラーゲンやエラスチンなどの増生で肌にハリが出るため、毛穴をキュッと引き締めてくれる効果も期待できますよ。

角栓を押し出し出す、毛穴パックをするなど、強い刺激を与えると毛穴の周りに色素沈着ができ、いちご鼻が目立つ原因に！絶対やめましょう。

いちご鼻・毛穴におすすめのオプションはこちら

PRP（ヴァンパイアフェイシャル）
ウーバーピール
ボトックス

ニキビ予防への効果

ダーマペンはターンオーバー（肌の生まれ変わり）を促し、過剰な皮脂の分泌を正常化。

ニキビができにくい肌状態へ改善する効果が期待できます。

ただし、現状で炎症系ニキビが多数ある場合はダーマペンが適さないことも。

その場合は、ピーリング系治療や内服などでニキビが落ち着いた後、ニキビ跡治療としてダーマペンを受けるのもおすすめですよ。

ニキビ予防におすすめのオプションはこちら

ウーバーピール
ボトックス
ミラノリピール

ニキビ跡・クレーターへの効果

ニキビ跡は、大きく分けて3種類あります。

赤や茶色っぽく色素沈着したニキビ跡
くぼみのあるクレーター状のニキビ跡
盛り上がったケロイド状のニキビ跡

ニキビが治った後は、自然と跡も消えていくのが通常です。

しかし、ターンオーバーが乱れメラニンがうまく排出されなかったり（色素沈着）、ニキビの炎症によって新しい肌を作り出す真皮組織へダメージを与えてしまったり（クレーター）、真皮についた傷から繊維細胞組織が過剰に作られてしまう（ケロイド）といったことが原因でニキビ跡が残ってしまいます。

ダーマペンでは、ターンオーバー（肌の生まれ変わり）の正常化や、ダメージを修復し、新しくコラーゲンやエラスチンなどを増生する創傷治癒効果が期待できるため、ニキビ跡の改善が期待できるのです。

ニキビ跡が気になる人の中には、さまざまなタイプのニキビ跡が混在している人も多く見られます。

ダーマペンでは、組み合わせるオプションや針の深度などを状態に合わせることで、3種類のニキビ跡全てに対して改善が期待できますよ。

ニキビ跡・クレーターにおすすめのオプションはこちら

PRP（ヴァンパイアフェイシャル）
ウーバーピール
エクソソーム
ミラノリピール

ほうれい線・エイジングサインへの効果

ダーマペンは、針を刺すことで、美肌に必要不可欠なコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の内部から弾力がアップ。

傷を治そうとする肌本来の働きによって新しい組織が作られ、肌のハリツヤアップ、ほうれい線・小じわの改善といったエイジングサインの改善が期待できます。

ふっくらとしてツヤのある肌は、若々しい印象を与えてくれます。

ダーマペンとエイジングケア効果が期待できるオプションを組み合わせれば、よりしっかりと年齢が気になる肌へアプローチすることができますよ。

ほうれい線・エイジングサインにおすすめのオプションはこちら

マッサージピール（ヴェルヴェットスキン）
PRP（ヴァンパイアフェイシャル）
エクソソーム
成長因子

ダーマペンは何回受ければいい？いつから効果が実感できる？

ダーマペンは1回で劇的な効果が実感できる施術ではなく、回数を重ねていく上で徐々に効果を実感できる施術です。

ただ、1回のみの施術でも全く効果がないという訳ではなく、個人差はありますがダウンタイムが落ち着く1〜2週間後ごろから、キメが整ったり肌質がなめらかになるといった変化が徐々に実感できるようになるでしょう。

ダーマペン悩み別おすすめの回数

改善したい肌悩み	おすすめの回数	留意事項
いちご鼻・毛穴	4〜5回程度	鼻のみの施術も可
ニキビ予防	5回程度	–
色素沈着系ニキビ跡	5〜8回	色素沈着の濃さによる
クレーター系ニキビ跡	5〜8回	重度の場合10回以上必要なことも
ケロイド状ニキビ跡	5〜8回	重度の場合10回以上必要なことも
ほうれい線・エイジングケア	3〜5回	–

必要回数には個人差があり、上記はあくまで目安となります。

肌や悩みの状態により必要な施術回数には幅がありますので、現状を知るためにもまずはカウンセリングで相談してみるのがおすすめですよ。

施術間隔は2〜4週間に1回程度が目安

施術間隔はクリニックや肌状態にもよりますが、およそ2〜4週間に1回程度が目安となるでしょう。

あまりに施術間隔を空けすぎてしまうと、効果を実感するまでにも時間がかかってしまう可能性があります。

一方で、適切な間隔を空けずに施術を行ってしまうと、ダーマペンで作った傷が十分に回復できず、逆に肌へ大きな負担となってしまいます。

色素沈着を起こしてしまう場合もあるため、クリニックから指示があった施術間隔で受けるようにしましょう。

効果的なダーマペンの受け方

より効果的にダーマペンを受けるには、次の2つを重視するのがおすすめです。

肌状態に適した針の深度で受ける
悩みに合わせたオプションを組み合わせる

ダーマペン4では、針を刺す深さを0.1mm単位で変えることができます。

改善したい肌悩みによって、必要な針の深さやおすすめのオプションは異なります。

次で詳しく見ていきましょう。

針の深度がカギ！悩み別おすすめ深度をチェック

針の深度が大きいほど真皮層の近くまで穴を作ることができます。

「深度が大きければ大きいほど効果が高い？」と捉えられがちですが、針を深く刺すほど施術中の痛みが強くなり、その後のダウンタイムも長くなる可能性があります。

「深ければ深いほど良い」というものではなく、自分の悩みに合った深度で受けることが大切です。

「目周りは0.2mm」「クレーター部分のみ3.0mm」など部位ごとに深さを変えて施術を受けるのもおすすめですよ。

エイジングケアにおすすめ！0.2〜0.5mm

ほうれい線や小じわが気になる人、エイジングケアしたい人には0.2〜0.5mmの深さがおすすめです。

0.2〜0.5mmまで針が入ると、表皮に溜まった古い角質層の生まれ変わりを促し、くすんだ印象が気になる肌の質感を改善する効果が期待できます。

0.5mmの以上の深さでは針の刺激がコラーゲン・エラスチンなどの生成を促すので、ハリ・ツヤ感のアップも期待できるでしょう。

乾燥による小じわが気になる目尻、たるみが気になる目の下など、皮膚が非常に薄い部位へも浅めの0.2〜0.5mmの深さがおすすめですよ。

毛穴やいちご鼻なら0.8〜1.5mm

新しい肌を作り出す基底層から、真皮層にかけて届く深さが0.8〜1.5mmです。

毛穴やいちご鼻を改善するには、しっかりとターンオーバー（肌の生まれ変わり）を促し、毛穴の開きやいちご鼻の原因となる古い角質や酸化した皮脂を排出してあげることが大切です。

そのため、エイジングケアよりは少し深めの0.8〜1.5mmで基底層へアプローチしてあげると良いでしょう。

クレーターや重症ニキビ跡は2.0〜3.0mm

クレーターや重症のニキビ跡では、真皮層が大きなダメージを受けていることがほとんどです。

そのため、最も深い2.0〜3.0mmの針で刺し、真皮層から傷病治癒効果を狙うことが大切です。

ただし、状態に合った適切な深さでないと、かえって色素沈着になったり肌状態が悪化することも。

深く刺す場合にはより慎重な判断が必要となるので、ドクターよく相談して深度を決めるようにしましょう。

ダーマペンはオプションを組み合わせるのがおすすめ！

ダーマペンでは、通常肌悩みに合わせたオプションの薬剤を組み合わせて施術を行います。

オプションというと「付けなくても良いもの」と捉えられがちですが、オプションの有無で期待できる効果が大きく変わってきます。

肌悩みや求める効果によって、まるでオーダーメイドのような施術へとカスタマイズできるのも魅力と言えるでしょう。

ダーマペンでは、肌に穴を作り薬剤を浸透させていくため、通常のスキンケアでは届かないような肌の深部へと有効成分を届けることができるのが大きなメリットです。

ここからは、オプションの中でも人気の薬剤をピックアップし、それぞれを解説していきます。