保険適用?シナールやトランサミンを処方してもらうには?美白・ニキビへの効果や副作用も解説

シナール トランサミン 処方してもらうには

化粧品やビタミン剤だけでは、なかなかニキビが良くならないなあ

効果の高い薬を試したいけど、皮膚科に受診するのは面倒だなあ

このような悩み、疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。

ビタミン剤の一部は、ドラッグストアで購入できるほかにも、医療機関で処方してもらうことができます。

中でも「シナール」や「トランサミン」は、ニキビや美白に効果が期待できるビタミン剤です。

ポイント

医療期間から処方してもらえる「処方せん医薬品」は、臨床試験によって有効性・安全性が確認されており、美容の面においても安心して服用可能です。


本記事では、薬として処方されるビタミン剤「ユベラ」について、効果や副作用、処方してもらう方法を解説していきます。

この記事でわかること

  • シナールやトランサミンを処方してもらう方法
  • シナールやトランサミンの効果や成分
  • 飲み方や摂取方法
  • 副作用や注意点

医薬品の効果が高いのは分かるけど、皮膚科を受診するヒマが無い•••

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医療機関で処方してもらえるビタミン剤に興味のある方は、オンライン診療についての解説も、合わせて参考にしてみてくださいね。

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目次

シナールやトランサミンを処方してもらうにはどうすればいい?

処方してもらうには医師の診察が必要

シナールやトランサミンを処方してもらうには、美容皮膚科などの医療機関で、医師の診察を受ける必要があります

そもそもシナールやトランサミンには、ドラッグストアで購入できる市販薬と、医療機関で処方される「処方せん医薬品」があります。

市販薬は手軽に購入できますが、市販薬と処方せん医薬品では配合されている成分量が異なります。

例えばトランサミンでは、市販薬では750mgまでですが、処方せん医薬品では2,000mgまで配合することが可能です。

より高い美容効果を期待するのであれば、医師の診察を受けて、処方せん医薬品を服用することをおすすめします。

シナールやトランサミンの処方は保険適用?

シナールやトランサミンは、美容目的での処方は保険適用外になり、自費診療となります。

したがって、ニキビ跡を薄くしたり、しみやそばかすの予防、美白といった目的の場合は、保険適応にはなりません。

なお炎症後の色素沈着にシナールを用いたり、湿疹等の皮膚炎にトランサミンを用いる場合は保険適用になります。

そのような症状がある場合は、保険適用について医師に相談しましょう。

オンライン診療なら手軽にスマホだけで処方

高い美容効果を期待したいけど、「わざわざ皮膚科に行くのは面倒」「忙しくて受診する時間がない」という人も多いでしょう。

そういった方におすすめなのが、オンライン診療です。

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保険診療では治しきれなかった、という人でも対応してもらえるので、気軽に相談してみることをおすすめします。

シナールの効果と副作用

シナールに含まれる成分

処方せん医薬品であるシナールには、以下の成分が含まれています。

  • アスコルビン酸(ビタミンC)・・・メラミン色素の生成抑制、抗酸化作用、コラーゲン生成促進
  • パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)・・・ビタミンCのはたらきを助ける

なお、市販薬では配合されている成分が異なる場合がありますので、購入の際は注意しましょう。

シナールの効果

シナールの服用によって期待できる美容効果は、以下のとおりです。

シナールの効果

  • ニキビの予防や改善
  • しみ・そばかすの予防や改善
  • 肌を白くする
  • 肌のハリ、ツヤを高める

シナールに配合されているアスコルビン酸(ビタミンC)は、メラミン色素を抑えるはたらきがあり、しみ・そばかすの改善や美白効果が期待できます。

さらに、アスコルビン酸(ビタミンC)には高い抗酸化作用があるため、紫外線等のダメージからお肌を守ることで、新たなしみ・そばかすの予防や、ニキビ予防にも効果を発揮してくれます。

また、コラーゲンの生成を促進することで、肌のハリ、ツヤを取り戻すお手伝いをしてくれます。

これらの効果はいずれも、服用の継続がカギになります。

シナールの副作用


処方せん医薬品であるシナールには、まれではありますが以下のような副作用が報告されています。

シナールの副作用

  • 胃不快感
  • 悪心・嘔吐
  • 下痢

このような胃腸の不調を感じたら、服用を中止して医師に相談するようにしましょう。

シナールの主成分であるアスコルビン酸(ビタミンC)は、代謝・排出がされやすい成分です。

一般的に大量摂取しない限り、副作用は起こりにくいと言われていますので、過度な心配はいらなそうです。

注意

ちなみに、シナールを飲むと「白髪が増える」「太る」といった噂がありますが、そのような研究報告や医学的データはありませんので、安心しましょう。

シナールの飲み方と注意点

シナールには錠剤と顆粒があり、錠剤は1回1〜3錠、顆粒は1回1〜3gを、1日1〜3回服用します。

なお錠剤である「シナール配合錠」は、噛んだり粉砕して服用すると、吸収率が低下してしまうため、注意しましょう。

妊娠・授乳中の服用についての服用制限はなく、妊娠・授乳中のビタミン不足補給に処方されることもあります。

気になる方は事前に医師に相談すると安心でしょう。

他のお薬との飲み合わせは、特に問題ありません。


参考文献:シナール 添付文書

トランサミンの効果と副作用

トランサミンに含まれる成分

トランサミンには、トラネキサム酸が含まれています。

トラネキサム酸とは、人工合成されたアミノ酸の一種で、下記のような作用があります。

  • メラニン色素の生成抑制
  • 抗炎症作用
  • 止血作用

トラネキサム酸の含有量は剤形によって異なり、トランサミン錠250mg、トランサミン錠500mg、トランサミンカプセル250mg、トランサミン散50%(500mg)があります。

トランサミンの効果

トランサミンのおもな効果は、以下のとおりです。

トランサミンの効果

  • シミの改善や予防による美白効果
  • ニキビの炎症抑制、ニキビ跡の改善
  • のどの痛みや口内炎を抑える効果
  • 生理の経血量を抑えるなど止血効果

トランサミンには、体内で「プラスミン」という炎症を誘発するたんぱく質の発生を抑えるはたらきがあります。

このプラスミンを抑制することで、のどの痛みや口内炎を抑える効果があります。

美容分野においては、ニキビの炎症を鎮めることで、ニキビ跡をできにくくしたり、メラニン色素の生成を抑制することで、ニキビ跡を予防、改善したりする効果も期待できます。

メラニン色素の生成抑制から、紫外線によるシミの改善や予防、美白効果も期待して処方されています。

また、プラスミンには血栓を溶かす作用があるため、トランサミンには止血効果もあります。

この止血効果は、怪我における出血のほか、月経過多の女性において経血量を抑える目的でも用いられています。

トランサミンの副作用

トランサミンの副作用としては、以下のようなものが報告されています。

トランサミンの副作用

  • そう痒感、発疹
  • 食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ
  • 眠気

いずれも1%未満のまれな症状ですが、特に運転をする方は、眠気の副作用にじゅうぶん気を付けて、服用タイミングを意識すると良いでしょう。

また、人工透析患者においては痙攣があらわれることがあるので、注意が必要です。

トランサミンの飲み方と注意点

トランサミンは、トラネキサム酸として、1日750〜2,000mgを3〜4回に分けて服用します。

剤形別の一日量は以下のとおりです。

剤形1日量(3〜4回分割投与)
錠250mg 3〜8錠 
錠500mg 2〜4錠
カプセル250mg3〜8カプセル
散50% 1.5〜4g

飲むタイミングに決まりはありませんが、胃腸系の副作用が心配な方は、空腹時を避けるのがおすすめです。

また、トランサミンは、以下の薬や食品との組み合わせが悪いとされています。

  • トロンビン・・・併用禁忌
  • ヘモコアグラーゼ、バトロキソビン、凝固因子製剤・・・併用注意
  • アルコール・・・同時に服用しない

併用薬がある場合は必ず医師に相談するほか、アルコールでトランサミンを服用しないよう注意しましょう。

妊娠中、授乳中の方でも、トランサミンを服用することができます。


参考文献:トランサミン 添付文書

シナールとトランサミンはなぜ併用するといいの?

シナールとトランサミンを併用するメリット

様々な美容効果を有しているシナールとトランサミンですが、二剤を併用することで、より高い効果が期待できます。

シナールは、すでにできているシミやそばかすなどを目立たなくする効果がある一方で、トランサミンは新たにできるシミやそばかすの予防効果があります。

ニキビ跡についても同様で、二剤を併用することで、ニキビ跡を改善しつつ、新たな色素沈着の予防をすることができます。

医師の診断によって片方のみの処方になるケースもあると思いますが、気になる方は相談してみると良いでしょう。

シナールとトランサミンの摂取には注意が必要

シナールやトランサミンは医薬品であり、副作用や併用薬、服用タイミングなど注意すべきことがいくつかあります。

  • 安全に服用したい
  • 現在飲んでいる薬やビタミン剤がある
  • 持病がある
  • 自分の悩みに合った薬を知りたい

こういった方は、医師や薬剤師に相談するのがおすすめです。

「オンライン診療」ならスマホだけで通販感覚で注文できて、保険診療で治しきれなかった人にも対応しているので、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。

この記事を書いた人

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