プラセンタ注射を打ってはいけない人はどんな人？効果や癌になるリスクを解説

プラセンタ注射には、間違った情報で必要以上に不安を感じる方もおり、一歩踏み出せない方も多いでしょう。

結論から申し上げると、プラセンタ注射を打ってはいけない人は下記に該当する方です。

また、プラセンタ注射の副作用についてですが、「大きな副作用はほとんどない」と言われています。

この記事ではプラセンタ注射を打ってはいけない人や、副作用について詳しく知りたい方に向けて、わかりやすくまとめています。

おすすめのクリニックや、プラセンタ注射を打てない人向けの情報も掲載しているため、参考にしてください。

プラセンタ注射を打ってはいけない人とはどんな人？

「プラセンタ注射を打ってはいけない人」がいると聞いたことがある方は、さまざまな情報があり迷うでしょう。

プラセンタ注射はごく一部の方に限られますが、打つことが危険な方もいます。

また一度注射をすると、できなくなることがあります。

3つのポイントに絞って解説します。

プラセンタのアレルギーがある人は危険

プラセンタ注射で一番注意しないといけない副作用は、アレルギーによるアナフィラキシーショックです。

体内にプラセンタ成分が入ることによってアレルギー反応が起こります。

アレルギー体質でプラセンタはどうか分からない場合や、心配がある場合はカウンセリング時に医師に相談するようにしてください。

献血をしたい人

プラセンタ注射は一度でも注射をすると献血ができなくなります。

理由は、細菌やウイルス以外が原因になる感染症やリスクを、完全には取り除けていないと判断されるためです。

プラセンタ注射の薬剤は人の胎盤から造られた「特定生物由来製品」。

加熱滅菌処理されるため、ウイルスや細菌は死滅させることが可能です。

しかし、クロイツフェルト・ヤコブ病という悪性のタンパク質が原因になる感染症を防ぐことはできないと言われています。

日本や他の国でもプラセンタ注射によってクロイツフェルト・ヤコブ病や、その他の重大な副作用の報告はないため、感染のリスクは低いと考えられています。

内出血を作りたくない人

プラセンタ注射のリスクには内出血があります。

主にプラセンタ注射は、下記の部位に注射をする方が多いです。

ノースリーブなどで腕を出す場合は、お腹やヒップに注射すれば気にならないでしょう。

また注射後はあまり揉んだりせず、注射部位を動かす動作も少し控えるようにしてください。

大きく目立つ内出血になる可能性は低く、気になる場合はコンシーラーなどで隠せる程度です。

プラセンタ注射を打ってはいけない人はどうしたらいい？

プラセンタ注射のアレルギーがあったり、献血をしたい場合はプラセンタ注射は諦めるしかありません。

しかし、注射以外にもプラセンタの効果を得られる方法はあります。

ここからは、プラセンタの効果を注射以外で得られる方法を紹介いたします。

また、美容効果だけを期待するのであれば、プラセンタ以外の方法の選択も可能ですよ。

プラセンタ治療は注射だけじゃない

プラセンタは注射だけでなく、サプリメントでも摂取できます。

プラセンタ注射の場合、頻回に通院して注射を打つ必要があります。

しかし、サプリメントなら自分の好きなときに飲めるので手軽です。

プラセンタ注射はヒト由来の胎盤ですが、サプリメントの場合は馬や豚、羊由来の胎盤エキスからできています。

一昔前のプラセンタサプリは「ニオイが気になって飲めない」という方もいました。

しかし、今では製造方法も改善されて飲みやすくなっている点でもサプリメントはおすすめできます。

また、美容目的で「シミだけなんとかしたい」「更年期障害の症状を和らげたい」という場合は、プラセンタを使用しない治療方法もあります。

プラセンタ注射ができないからと諦めずに、クリニックで相談してみてくださいね。

内服療法やサプリメント

プラセンタは注射だけではなく、サプリメントでも摂取することができます。

プラセンタ注射は個人差もありますが、だいたい週に2回程度の注射が必要です。

何回も注射するのが嫌な場合や、内出血などのリスクを避けたい場合は、内服療法やサプリメントが良いでしょう。

美容クリニックにはプラセンタ注射の施術だけでなく、プラセンタのサプリメントの販売もしているので気になる方は相談してみてください。

またサプリメントは注射との併用も可能です。

併用することでよりプラセンタの効果を実感しやすくなります。

他の治療方法もある

プラセンタにアレルギーがある場合はサプリメントの使用もできない可能性があります。

その場合はプラセンタ以外の治療の検討もおすすめです。

例えば、肌の乾燥が気になるのならばイオン導入でアプローチ。

たるみや小じわには、医療ハイフを使用して働きかけることができるでしょう。

プラセンタが使えないからと諦める必要はなく、他の美容医療を使用して悩みにあった施術を始められますよ。

プラセンタ注射を打ってはいけない？副作用やデメリットを解説

プラセンタ注射後には、下記のような副作用が現れることもあります。

プラセンタ注射の副作用は重篤になることが少なく、数日でおさまることがほとんどです。

注目したいのはプラセンタ注射は始まってから歴史が浅いこともあり、不安や勘違いから間違った副作用やデメリットがあると噂されることがある点。

ここからは「プラセンタ注射が原因ではない副作用」について確認していきましょう。

プラセンタ注射が原因ではない副作用

プラセンタ注射が直接原因ではない副作用には「ガンになる」「太る」というものです。

これは、治療でプラセンタ注射が利用されたり、プラセンタ注射の効果によって起こった変化によって噂されるようになったと考えられています。

プラセンタ注射の副作用ではないかと噂される症状の中でも、「ガン」と「太る」について詳しく解説しているので参考にしてください。

プラセンタの副作用で乳がんにはならない

プラセンタ注射をしても、乳がんなどのガンにはならないといわれています。

乳がんの治療にはホルモン療法という治療があります。

このホルモン療法にはホルモン量を調節することで、ガンの進行を抑制する効果を期待できるのです。

しかし、ホルモン療法によって女性ホルモンのバランスが崩れてしまうため、更年期障害のような症状に悩まされる方がいます。

その症状の改善目的で補助的に利用されるのがプラセンタ注射です。

プラセンタ注射には更年期障害の症状を和らげる効果を期待できます。

つまり、「乳がんの方がプラセンタ注射をしている」ということで、プラセンタ注射で乳がんになるという間違った情報が拡散したのです。

プラセンタ注射が直接作用してガンになることはありません。

プラセンタの副作用で太るは間違い

プラセンタ注射には太る原因になる成分は入っていません。

ではなぜ、プラセンタ注射によって太るという情報が拡散してしまったのか。

理由は2つあると考えられています。

つまり、プラセンタの良い効果を享受した結果、体重が増えたり、太って見えてしまうのです。

プラセンタによって食欲が増えることがあると理解して、摂取カロリーに注意できれば体重の増加は防げます。

プラセンタ注射のデメリットや危険はない？

プラセンタ注射には副作用が少ないことは分かっても、本当にデメリットがないのか気になりますよね。

プラセンタ注射にはデメリットや危険もほとんどありません。

デメリットや危険が少ない理由について詳しく解説しています。

打ち過ぎる

プラセンタ注射は医療機関でしか注射ができないため、打ち過ぎてしまう危険は少ないでしょう。

プラセンタ注射をする前に必ず医師の診察があるため、前回打ってから施術間隔が短過ぎると判断された場合は、注射を打つことができません。

また、プラセンタ注射にはアレルギーのある方以外は重篤な副作用はほとんどないといわれています。

そのため、たくさん注射しても体調不良が出たという報告はほとんどありません。

効果がない

「プラセンタ注射は効果がなかった」という方の中には、プラセンタ注射を継続できていなかったり、効果が出る時期ではない場合があります。

プラセンタ注射は定期的に打ち続けて継続することで効果を実感しやすくなるのです。

プラセンタ注射にはサプリメントより即効性がありますが、施術してから効果を感じるまでには少しタイムラグがあります。

また注射を打つ間隔も効果を感じるためには重要です。

期間	注射の間隔
開始1ヶ月まで	週に2回～3回
2ヶ月～	週に2回

プラセンタ注射の効果を感じるまでには個人差がありますので、担当医の指示された間隔での注射を継続してください。

一般的に効果を実感しやすいのは、開始して1ヶ月後といわれています。

効果があるかないかは6ヶ月程度、注射間隔を守って注射してから判断すると良いでしょう。

定期的な通院が必要

プラセンタ注射の一番のデメリットは定期的な通院が必要になる点です。

特に最初の1ヶ月は週に2～3回の注射が良いとされているため、頻回に通院ができなければ効果を感じにくい場合があります。

クリニックは職場の近くや、自宅の近くなどのクリニックを選ぶのがおすすめです。

仕事などで通院が遅い時間になる場合は、診察時間が長いクリニックや日曜日などにも開院しているクリニックを選ぶようにすると良いでしょう。

効果的にプラセンタ注射を継続するためにも、自分が通院しやすいクリニックを探してみてください。

プラセンタ注射は打っていい！期待できる効果と効果的な打ち方

プラセンタ注射に大きな副作用がないのであれば、どんな効果があるのか気になりますよね。

期待できる効果が何かを知ることで、自分に向いている美容施術なのか判断ができます。

プラセンタには美容や疲労回復につながる栄養成分が豊富に含まれているのが特徴です。

【プラセンタに含まれる成分や栄養成分】

プラセンタ注射は女性にうれしい効果がたくさんある美容施術です。

自分の悩みに合う効果があったら、チェックしてみてください。

プラセンタ注射に期待できる効果3つ

プラセンタ注射には、3つの効果が期待できます。

【プラセンタの効果】

それぞれ簡単に解説します。

更年期障害

更年期障害の主な原因は女性ホルモンの分泌の低下です。

プラセンタには女性ホルモンの分泌を整える「内分泌調整作用」と、自律神経のバランスを整える「自律神経調整作用」が期待できます。

この2つの作用が更年期障害の不快な症状緩和に役立つと言われているのです。

更年期障害の症状が認められる場合、婦人科でのプラセンタ注射は保険適応が認められます。

更年期障害の改善目的でプラセンタ注射をしたい場合はクリニックに相談してみてください。

乳汁分泌不全

乳汁分泌不全とは、授乳中以外の機関に乳汁が分泌してしまう症状のことを指します。

ホルモンの異常が主な原因とされており、無月経を伴うことも。

プラセンタ注射による乳汁分泌不全の治療は、医薬品医療機器等法でも認められています。

参考：古屋産婦人科クリニック

慢性肝疾患における肝機能の改善

慢性肝疾患における肝機能の改善目的でのプラセンタ治療は、厚生労働省にも認可されている治療方法です。

半年以上、肝臓に炎症が続くことを慢性肝疾患と呼びます。

プラセンタには下記のような働きがあり、疾患の原因となる活性酸素を除去。

美容クリニックは基本的に保険適用外です。

しかしプラセンタ注射を消化器内科での慢性肝疾患に対する治療に使用する際には、保険が適用されることもあります。

参考：慢性肝疾患 | 岐阜市で内科・胃腸科ならMIWA内科胃腸科CLINIC (miwaclinic.com)
参考：古屋産婦人科クリニック

プラセンタ注射をより効果的にする方法

せっかくプラセンタ注射をするなら効果的に注射をしたいですよね。

プラセンタ注射の効果を実感しやすくしたり、効果を維持するためには2つのポイントがあります。

ぜひ参考にしてください。

プラセンタ注射の間隔

一般的にはプラセンタ注射を打ち始めてから1ヶ月は週に2～3回の注射が必要です。

2～3ヶ月目以降は1～2週間に1回の間隔になります。

しかし効果には個人差があり、期待する効果や目的によっては回数を増やす必要があるため、自分に合った注射間隔を医師と相談してください。

プラセンタ注射を継続する

プラセンタ注射は注射後に効果を発揮しますが、やがて成分は代謝され体外に排泄されます。

そのため、定期的に注射をしなければ安定した効果を維持することはできません。

またプラセンタ注射は継続することにより、効果を発揮しやすくなるといわれています。

プラセンタ注射は副作用が少なく、比較的安価にできる美容施術です。

ぜひ継続してプラセンタの効果を維持するようにしましょう。

プラセンタ注射がおすすめなクリニックの選び方

プラセンタ注射は副作用が少ないといわれている美容施術ですが、クリニック選びを失敗すると後悔にもつながりやすい施術です。

プラセンタ注射を失敗なくできるためにも、慎重に自分に合ったクリニックを選ぶようにしましょう。

クリニック選びのコツやおすすめのクリニックの情報も掲載しているため参考にしてください。

クリニック選びのコツ

近年、プラセンタ注射ができる美容クリニックは豊富にあり、クリニック選びは大変です。

プラセンタ注射の効果を維持するために重要なのは継続できることです。

継続しやすくなるためのポイントは2つあります。

上記のポイントを押さえてクリニック選びをすれば、後悔が少なくなります。

1アンプルの費用の安さ

クリニックによって違いはありますが、プラセンタ注射の料金設定は注射するアンプル数で設定されています。

個人や、期待したい効果、目的によって、必要なアンプル数には違いがありますが、費用を安くすれば継続しやすくなるでしょう。

プラセンタ注射は個人差がありますが、2アンプルを注射される方が多いようです。

クリニックの無料カウンセリングなどを活用すれば、自分に必要なアンプル数を確認できます。

そのため、月々に必要になる費用などの検討もつきやすくなるでしょう。

継続するためにも、クリニックを選ぶときには費用に着目してみてください。

通院のしやすさ

プラセンタ注射は自己注射ができず、医療機関でしかできません。

そのため、最低でも2週間に1回程度の通院が必要になります。

クリニックが遠方にあると、こまめな通院がしにくくなるので継続しにくくなります。

自宅の近くや、職場の近く、主要駅の近くなどアクセスのしやすさを考えてクリニック選びをしてみてください。

プラセンタ注射がおすすめなクリニック2選

プラセンタ注射は安くてアクセスの良いクリニックがおすすめです。

上記の2点のポイントを押さえた上で、全国どこででもプラセンタ注射をしやすくリニックは「TCB東京中央美容外科」と「湘南美容クリニック」になります。

この2つのクリニックはアクセスの良いところにクリニックがあり、症例数も豊富で、費用も他のクリニックよりお手頃価格です。

それぞれのクリニックの良さもありますので、チェックしてクリニック選びの参考にしてください。

TCB東京中央美容外科

薬剤・施術名	料金 ※自由診療
ボンプラセンタ	510円(税込)
プラセンタDR 内服薬30錠	6,600円(税込)
プラセンタDR 内服薬100錠	20,000円(税込)
プラセンタ 1A （アンプル)	940円(税込)

東京中央美容外科ではプラセンタ注射を1Aから注射できます。

オプションでサプリメントの販売もあるため、併用で効果や体調の変化を確認できるでしょう。

LINEの友達登録で割引クーポンが届き、他の気になる施術と併用もしやすくなります。

無料カウンセリングが可能なので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

湘南美容クリニック

薬剤・施術名	料金 ※自由診療
プラセンタ 1A（アンプル)	1,000円(税込)
プラセンタ 2A（アンプル)	1,800円(税込)
プラセンタ 3A（アンプル)	2,400円(税込)

湘南美容クリニックの場合はアンプル数が増えたときに割安になる料金設定です。

そのため、1回に2A以上を注射する場合はお得になります。

湘南美容クリニックは主要駅の近くにクリニックがある場合が多く、アクセス良く通院しやすいメリットがあります。

プラセンタ以外の美容施術メニューも多く、自分に合ったメニューを選択しやすい点でもおすすめです。

湘南美容クリニックも無料カウンセリングが可能なので、気になる方は公式サイトからお申し込みください。

プラセンタ注射に関するよくある疑問と回答

ここからはプラセンタ注射をしたいと思った方が感じやすい疑問をまとめて詳しく紹介します。

プラセンタ注射をする前に知っておくことで、不安の軽減や効果的に注射ができます。

プラセンタ注射をやめたらどうなる？一年後は？

プラセンタ注射をやめると実感できていた効果は徐々になくなります。

そのため、プラセンタ注射をやめて一年が経過すれば、プラセンタ注射によって得られていた効果はなくなっているでしょう。

もし、またプラセンタの効果が欲しいと思うのであれば、プラセンタ注射を再開すれば大丈夫です。

プラセンタは継続することで効果を感じやすくなるので、継続できるように工夫したり、クリニック選びをするようにしましょう。

プラセンタ注射はアメリカで禁止されている理由

プラセンタ注射はアメリカでは禁止されているためできません。

禁止されている理由は2つあるといわれています。

上記の理由で許可されなかったと考えられているようです。

今までにプラセンタ注射で重大な副作用が起こったという事例の報告はないとされているため、危険性も低いと考えられます。

プラセンタ注射が50代におすすめされる効果

プラセンタ注射には下記のような効果を期待できます。

50代前後の女性は女性ホルモンの分泌が低下することにより、肌のハリ感や、シミ、シワの悩みが増えてくる世代です。

体力の低下や疲労感も感じやすいでしょう。

また更年期障害の症状に悩む方も多いため、女性の悩みにマルチな効果を期待できるプラセンタがおすすめされるのです。

加齢によるホルモンバランスの崩れ以外にも50代の女性の悩みはも様々な原因でおこるといます。

プラセンタ注射は仕事や家事で忙しい女性でも、注射を打つだけなので、時間がかからない点でも負担が少なくメリットが多いです。

気になる効果があったらプラセンタ注射を検討してみてください。

【まとめ】プラセンタ注射を打ってはいけない人は献血したい人アレルギーの人

プラセンタ注射を打ってはいけない人はプラセンタやプラセンタ製剤にアレルギーがある人と献血をしたい人です。

注射を打つことや内出血ができるリスクに抵抗がないなら、重大な副作用の報告がないプラセンタ注射はメリットが大きいでしょう。

特に肌の衰えを感じたり、疲労感が強い、更年期に悩みやすい50代の女性にはおすすめできる美容施術になります。

プラセンタ注射はクリニックで注射をするため、後悔しないクリニック選びが重要です。

おすすめのクリニックは「TCB東京中央美容外科」や「湘南美容クリニック」になります。

迷ったら2つのクリニックから選んでみてください。

通院しやすく費用がリーズナブルなので継続しやすく、通院の負担も少ないメリットがあります。

またこの2つの美容クリニックならメニューが豊富にあるため、プラセンタ注射以外の施術を希望したいときにも対応可能です。

悩んだらクリニックの無料カウンセリングを活用して相談してみてください。