ハイフって、効果のピークはどのくらい続くの?
シワやたるみなどの肌の変化にアプローチをかけてくれる美容医療で人気のハイフ(HIFU)。
ハイフ治療に興味がある方は、ハイフの効果のピークや持続時間がどのくらいのか気になりますよね。
ハイフの効果は、施術後約1ヶ月で効果を実感できる場合が多いです。また、持続期間の目安は3〜6ヶ月程度と言われています。
この記事で分かること
- ハイフの施術について
- ハイフの効果・持続時間
- ハイフのメリット・デメリット
- ハイフがおすすめできる人・できない人
- ハイフの費用相場
- ハイフ治療のおすすめクリニック
これからハイフ治療を受けたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次 [非表示]
- ハイフ(HIFU)とは?
- ハイフによる主な4つの効果を紹介
- ハイフの効果のピーク・持続期間
- ハイフの効果やメリット・特徴
- ハイフのデメリット・注意点
- ハイフの効果を実感したい!おすすめできる人・できない人
- ハイフの効果を高める方法
- ハイフの料金は?費用相場とおすすめクリニック3選
- まとめ ハイフを受けて効果的にリフトアップ・若返りを目指そう
ハイフ(HIFU)とは?
ハイフ(HIFU)の正式名称は「High Intensity Focused Ultrasound」といい、高密度焦点式超音波治療(リフトアップ治療)を意味します。
ハイフは、皮膚の表面を傷つけることなく、高密度の超音波エネルギーの熱によって内側から肌を引き締める痩身療法です。
シワを引き上げるリフトアップ療法であり、熱によって肌の引き締めや引き上げを行います。
ハイフの特徴
ハイフはシワを引き上げるリフトアップ療法であり、熱によって肌の引き締めや引き上げを行います。
皮膚をやけどさせずに熱で引き締めるため、熱エネルギーで受けたダメージの修復によってコラーゲンやエラスチンの生成促進をします。
ハイフを受けることによって、肌のハリやツヤにアプローチ。
メスを使用する外科的手術ではないため、皮膚への負担、副作用のリスクが少ないのが特徴です。
ハイフの種類
ハイフの種類は、エステハイフと医療用ハイフに大きく分けられます。
ハイフの種類による違いは以下3点です。
- 超音波の出力
- 照射方法
- 施術回数の間隔
医療ハイフの方が出力が高く、効果の持続期間が長いため価格も高くなる傾向にあります。
エステハイフ
エステハイフの照射方法は蓄熱方式になります。超音波の出力は低めのため、痛みを感じにくいのが特徴です。
施術回数の間隔は、1ヶ月に1〜2回程度になります。
医療用ハイフ
医療用ハイフの照射方法は点状方式です。超音波の出力がエステハイフより高めです。
施術間隔はエステハイフよりも長く、3〜6ヶ月に1回程度が目安になります。
エステハイフ | 医療用ハイフ | |
---|---|---|
照射方式 | 蓄熱方式 | 点状方式 |
超音波の 出力 | 出力低め | エステハイフより 高め |
施術回数の 間隔 | 1ヶ月に 1〜2回程度 | 3ヶ月〜6ヶ月に 1回程度 |
ハイフによる主な4つの効果を紹介
ハイフによって得られる効果を4つ紹介します!
- リフトアップ効果
- 痩身効果
- 肌質改善効果
- 小顔効果
それぞれ詳しく解説します。
①リフトアップ効果
ハイフには、目元のシワやほうれい線などの肌のたるみを改善するリフトアップ効果が期待できます。
超音波を照射することにより、皮膚の奥にあるSMAS筋膜(すますきんまく)に熱エネルギーが届いて筋膜組織を引き締めます。
MEMO
リフトアップ効果によってシワやたるみが改善されると、老けて見えにくくなります。
②痩身効果
ハイフにはダイエットとして痩身にもおすすめです。
ハイフの熱エネルギーによって、脂肪細胞が破壊されて体外に排出されます。
すぐに効果が得られるわけではないですが、何回か施術を繰り返すことによって、引き締め効果も期待できます。
MEMO
ハイフは引き締め効果があるため、部分痩せ目的でも使われる施術です。
③肌質改善効果
ハイフの熱エネルギーによって受けた組織は、ダメージを修復しようとする過程で、コラーゲンやエラスチンの生成促進を行います。
コラーゲンやエラスチンの美肌成分の生成によって、肌のハリツヤの改善やトーンアップ効果が期待できますよ。
MEMO
コラーゲンの生成促進によって、肌の透明感がアップの効果が期待できます。
④小顔効果
ハイフには肌のたるみの引き上げ効果が期待できるため、フェイスラインのたるみがキュッと引き上げられることにより小顔に見えます。
フェイスラインのたるみの改善は、大きく印象が変わるでしょう。
MEMO
フェイスラインを照射することにより、顔がスッキリして見える効果が期待できます。
効果のでやすい部位
ハイフの効果が出やすいとされる部位は、顔だと主に頬やほうれい線、顎などのフェイスラインです。
肌のたるみが出ると老けて見えやすい部分は、ハイフのリフトアップ効果によって特に変化がわかりやすいでしょう。
ハイフの効果のピーク・持続期間
ハイフの効果が実感できるピークの時期や、持続期間について解説します。
効果はいつから出る?
ハイフの効果が出ていると感じるまでは、個人差があると言われていますが、施術後1ヶ月程度で効果の実感ができる方が多いです。
ハイフの施術を受けてすぐ効果が実感できる方は少ないかもしれませんが、ハイフのリフトアップ効果は時間の経過とともに現れます。
効果はいつまで続く?
ハイフの効果の持続時間は特に決まっていませんが、だいたい施術後の3〜6ヶ月程度が目安だと言われています。
ハイフを受けると、引き締まった筋膜はそのままの状態で保たれますが、時間が経つと徐々にたるみを感じるようになります。
そのため医療用ハイフの場合、施術間隔は3〜6ヶ月で行う方が多いです。
MEMO
施術後、数ヶ月経ってまたたるんできたと感じたら、医師と相談して施術を受けるのをおすすめします。
ハイフの効果やメリット・特徴
ハイフを受けることによるメリットや特徴について解説します。
- 肌にダメージを与えることなく気軽に受けられる
- 副作用のリスクが少ない
- 術後のダウンタイムが短い
- 治療時間が短い
- 出力を調節できる
肌にダメージを与えることなく気軽に受けられる
ハイフはメスを使う外科的治療ではないため、肌を傷つけることなく気軽に施術を受けられます。
目元やフェイスラインなどの部分的に気になるところのみの照射も可能です。
副作用のリスクが少ない
ハイフは痛みを伴うリスクも低く重大な副作用も少ないため、美容治療に対して不安がある方でも始めやすい施術です。
医療ハイフの副作用
- 赤み
- 腫れ
- むくみ
- 乾燥
- 神経損傷・しびれ
- やけど・水ぶくれ
- 筋肉痛のような痛み
術後のダウンタイムが短い
ハイフは術後に鈍痛や赤みを生じる場合がありますが、一時的なものでダウンタイム期間は短いのが特徴です。
治療時間が短い
顔のハイフの治療時間の目安は約40分〜60分と短時間の施術になります。
そのため忙しい方でも隙間時間をつくって、施術を受けられます。
出力を調節できる
ハイフは、超音波の照射によって熱エネルギーを与える施術になります。
超音波の出力を調節できるので、痛みを感じやすい方は出力を少なくして受けるのも可能です。
MEMO
ハイフは、施術時間やダウンタイムが短いことから、忙しい生活の方でも受けやすい施術となっています。
ハイフのデメリット・注意点
ハイフを受けることによるデメリットや注意点についても解説します。
- 赤み・腫れ・むくみなどの副作用が起きる場合がある
- 施術後しばらく軽い筋肉痛のような鈍痛が残る
- ダウンタイムに個人差がある
- 紫外線による影響、熱による乾燥を起こしやすくなる
- 過度な施術により痩せこけて見えてしまう
赤み・腫れ・むくみなどの副作用が起きる場合がある
まれに施術部分の皮膚の赤みや腫れ、むくみなどの症状を生じる場合があります。
ハイフは副作用報告の少ない施術になりますが、副作用のリスクはゼロではありません。
副作用の症状は一時的ですぐに治ることが多いですが、万が一症状が長引く場合は早めに病院に相談しましょう。
施術後しばらく軽い筋肉痛のような鈍痛が残る
ハイフを受けた後は、しばらく筋肉痛のような鈍痛が残ります。
一時的なものなので、数日経てばすぐに治りますが、鈍痛によって顔の筋肉に多少の疲労感が出るでしょう。
ダウンタイムに個人差がある
ダウンタイムは短いとされているハイフ治療ですが、人によっては通常よりもダウンタイムが長く続く可能性もあります。
ダウンタイムは個人差があることを把握しておきましょう。
紫外線による影響、熱による乾燥を起こしやすくなる
施術直後は、熱によって肌の水分量が低下するため乾燥しやすい状態になっています。
紫外線によるダメージや影響も受けやすくなっているため、施術後は保湿や日焼け対策をしっかり行いましょう。
過度な施術により痩せこけて見えてしまう
ハイフには肌の引き締め効果がありますが、過度に施術を繰り返してしまうと顔全体が痩せこけて見えてしまう場合があります。
適切な施術間隔と回数を病院と相談した上で、治療を行いましょう。
注意
人によってはハイフの治療を受けられないことがあります。
妊娠中や授乳中の方は肌が過敏になっているため、ハイフの施術を受けられません。
また、皮膚が敏感な方や、ケロイド体質の方は施術できない場合があるので注意しましょう。
ハイフの効果を実感したい!おすすめできる人・できない人
ハイフの効果をより実感したいと考えている方のために、ハイフの施術をおすすめできる人、できない人について解説します。
おすすめできる人
ハイフをおすすめできる人の特徴を4つ紹介します。
- 顔の小ジワやたるみが気になる方
- 30代〜40代で肌の衰えを感じてきた方
- 少々の痛みであれば我慢できる方
- 外科的治療に抵抗がある方
顔の小ジワやたるみが気になる方
ハイフは顔全体の施術が可能なため、顔の小ジワやたるみによる老化を感じる方におすすめです。
30代〜40代で肌の衰えを感じてきた方
ハイフは、30〜40代になって肌の衰えを感じてきた方にとっておすすめの美容治療です。
10代〜20代で年齢的に若くて、まだ肌のたるみや衰えを感じていない人は、もともと筋膜が引き締まっているため、大きな変化が得られない場合があります。
少々の痛みであれば我慢できる方
少しの痛みであれば、我慢できるという方であれば問題なく施術を受けられるでしょう。
ハイフは痛みが少ないと言われていますが、出力の高い医療用ハイフは照射時に痛みを感じる場合があります。
外科的治療に抵抗がある方
ハイフはメスを使ったりする外科的治療ではなく、侵襲が少ないため肌を傷つけることなく受けられます。
外科的治療に対して抵抗がある方でも、気軽に治療できるのがいいですね。
MEMO
ハイフはダウンタイムが少なく、痛みの軽減も可能なため、美容治療が初めての方でも始めやすい施術です。
おすすめできない人
ハイフをおすすめできない人の特徴を4つ紹介します。
- 脂肪もなく・たるみが出ていない方
- たるみの症状が進行してしまっている方
- 継続して治療を受けるのが困難な方
- 多少の痛みやリスクを伴いたくない方
脂肪もなく・たるみが出ていない方
もともと脂肪もたるみもない方がハイフを受けてもあまり変化を感じられない可能性があります。
ハイフは脂肪を撃退するため痩身効果に期待できる言われています。
自分の今の状態で治療が必要かどうかしっかりと判断してもらいましょう。
たるみの症状が進行してしまっている方
あまりにたるみやシワが深刻に進行してしまっている場合だと、ハイフの効果が得られにくい可能性があります。
ハイフにはたるみの改善などのリフトアップにおすすめですが、表面の皮膚に深刻なシワやたるみがある場合は改善が難しいかもしれません。
継続して治療を受けるのが困難な方
ハイフを受けても3〜6ヶ月後にはまた皮膚がたるんできます。
ハイフの効果を持続させるには、定期的にハイフを受ける必要があります。
多少の痛みやリスクを伴いたくない方
ハイフの施術は痛みや副作用のリスクが少ないと言われますが、出力によっては少々の痛みを伴います。
極端に痛みに弱い方や敏感な方は、治療を避けた方がよいかもしれません。
MEMO
自分の肌に治療が必要かどうか、診断してもらってから施術を受けましょう。
ハイフの効果を高める方法
ハイフの施術を受けるなら、少しでも効果を高めたいですよね。
ハイフの効果を高めるためのポイントを4つ紹介します。
- 出力のパワーが強いハイフを選択する
- 定期的に施術を受ける
- 施術後のケアをしっかり行う
- 他の美容治療と並行する
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
①出力のパワーが強いハイフを選択する
超音波の出力のパワーが強い医療用ハイフの方が、より高い効果を実感できます。
ただし、出力が高いと肌への負担もかかりやすく、副作用などのリスクも高まるので無理をしない範囲で施術を受けましょう。
②定期的に施術を受ける
時間が経過するとどうしても肌はたるんでくるため、ハイフは定期的に受ける方が効果の持続もアップします。
基本的には4〜6ヶ月程度の間隔で、なるべく定期的に治療を受けるのがおすすめです。
③施術後のケアをしっかり行う
紫外線の影響も受けやすいため、施術後は保湿やUVカットのための対策をしっかり行いましょう。
ハイフによる熱エネルギーで、施術直後は肌の水分量も少なく、肌がダメージを受けている状態になっています。
④他の美容治療と並行する
ハイフの治療と並行して、フォトフェイシャルなどの肌質改善効果のが期待できるレーザー治療などを行うのもおすすめです。
しかし同時に施術を受けるのは肌への負担がかかってしまうため、間隔をあけて治療を行いましょう。
自分の肌にどの美容治療があっているのかクリニックとよく相談してくださいね。
MEMO
ハイフの施術後は肌が乾燥しやすく、とても敏感な状態になっています。
保湿ケアや、紫外線対策を忘れずに行いましょう。
ハイフの料金は?費用相場とおすすめクリニック3選
ハイフの施術料金について、費用相場を解説します。
おすすめクリニックも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
ハイフの治療費用相場
ハイフの料金はエステハイフと医療用ハイフで異なります。
エステハイフ | 医療用ハイフ ※自由診療 | |
---|---|---|
目安の料金 | 1回10,000円〜30,000円 | 1回30,000円〜200,000円程度 |
医療用ハイフの方が治療費用は高くなりますが、その分効果に期待できるでしょう。
病院によって料金は異なるため、気になる方は一度カウンセリングを受けて相談するのをおすすめします。
おすすめクリニック
ハイフの施術を受けるのにおすすめのクリニックを3つ紹介します!
- TCB東京中央美容外科
- 品川美容外科
- 表参道スキンクリニック
クリニック名 | TCB東京中央美容外科 | 品川美容外科 品川スキンクリニック | 表参道スキンクリニック |
---|---|---|---|
施術価格(税込) ※自由診療 | 24,800円~ | 16,500円~ | 107,800円~ |
施術部位 | 前顔 目周り 額 首 | 頬 アゴ下 目元全体 顔全体 首 | 前顔 目周り 首 |
ハイフの種類 | ソノクイーン スタンダード ウルトラプラス ウルトラプラスプレミアム | 第三世代タイタン | ウルトラセル2 ウルトラセルQプラス |
施術時間 | 60分〜 | 約20分 | 30〜45分程度 |
カウンセリング | 無料 | 無料 | 無料 |
営業時間 | 10:00~19:00 | 10:00~19:00 | 10:00~19:00 |
おすすめポイント | 医療ハイフの「ソノクイーン」が 肌の悩みの合わせてアプローチ | 大人気のハイフ機器による 医療ハイフが受けられる | 肌の状態に合わせた オーダーメイド治療 |
院数 | 全国92院 | 132院※海外含む | 全国4院 |
※自由診療
TCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科は全国に何店舗も展開している大手の美容クリニックです。
TCBで受けられる「ソノクイーン」という医療用ハイフは、照射したい部位に合わせて出力を調整し、肌にアプローチしてくれます。
全顔1回24,800円〜の施術が受けられます。(※額・目周り除く)
照射したい部位によって料金が異なるため、自分が気になる部位に施術が行えるか相談してから施術を受けましょう。
TCB東京中央美容外科のおすすめポイント
- 肌に対する熱感や痛みを軽減したソノクイーンを使用
- 目周りのみの照射可能
- 深いたるみの層までアプローチ
ハイフが24,800円〜
品川美容外科
品川美容外科では、「第三世代タイタン」と言われる先端の医療ハイフが受けられます。
ハイフ治療時間は約20分と短い時間で施術が可能。頬のみのお試し価格は10,780円(税込)になります。
痛みを大幅に軽減した品川美容外科のハイフは、痛みに敏感な方や施術に対して不安がある方、まずはお試しから始めたい方におすすめです。
品川美容外科のおすすめポイント
- 初回はお試し価格で照射できる
- 第三世代と言われる医療機器によるハイフ治療
- 治療時間が短い
第3世代タイタンが全顔29,800円~
URL:https://www.shinagawa.com/
表参道スキンクリニック
表参道スキンクリニックは、明確な料金設定が魅力です。
料金は、目の周りが32,780円、前顔〜首が85,800円。
患者の状態に合わせて照射の出力を調整し、オーダーメイドのハイフ治療を行ってくれるのが特徴です。
肌状態に合わせたメニューを提案してもらえるので、初めてハイフを受ける方にもおすすめです。
表参道スキンクリニックのおすすめポイント
- 明確な料金設定
- 患者の肌の状態に合わせて、出力を調節
- 痛みに弱い方に配慮したハイフ治療
まずはカウンセリングから
URL:https://omotesando-skin.jp/
まとめ ハイフを受けて効果的にリフトアップ・若返りを目指そう
今回はハイフを受けることによる効果や、メリット・デメリットについて紹介しました。
この記事のポイント
- ハイフの効果のピークは施術後1ヶ月程度
- ハイフの効果持続期間は3ヶ月〜6ヶ月
- 定期的な施術により効果の維持が期待できる
ハイフは、肌のリフトアップ効果やシワやたるみの改善効果が期待できます。
しかしハイフにも多少のリスクがあり、人によってはハイフが向いていない場合もあります。
ハイフを受けるときは、医師とよく相談してから施術を受けるようにしましょう。