ハイフでほうれい線は
改善できるの?
安ければ2万円~と手軽に始められる美容医療の1つとして、注目を浴びることの多いハイフ。
ハイフではどんな悩みが改善できるのか、気になっている方は多いでしょう。
ハイフを使えば、ほうれい線の治療も行うことが可能です。
本記事では、ハイフのほうれい線に対する効果や仕組みなどを詳しく紹介します。
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ハイフはほうれい線に効き目あり
ハイフは超音波を使って肌にアプローチできる施術です。
主に、5つの効果が期待できます。
- リフトアップ
- しわ改善
- しわやたるみの予防
- 肌のハリ・弾力アッブ
- 身体の引き締め
皮膚のたるみやしわにアプローチできるハイフはフェイスラインだけでなく、ほうれい線への効き目も期待できますよ。
ほうれい線は、早いと20代でもくっきりとあらわれます。
しわが濃く深くなる前にハイフを始めれば、しわやほうれい線の予防にもつながるでしょう。
ハイフでほうれい線を治療する方法
なぜハイフには、リフトアップやしわ改善などの効果が期待できるのか、気になる方は多いはず。
ハイフでほうれい線が治療できる根拠を知るためには、ほうれい線ができる原因を理解する必要があります。
ここからは、ハイフでほうれい線を治療する方法やほうれい線ができる原因について紹介します。
ほうれい線の原因は「顔のたるみ」
ほうれい線ができてしまう原因は、顔のたるみです。
年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンの生成量が減る他、頬を支える筋肉やSMAS層が衰えます。
肌の土台の部分で、主成分はコラーゲン。
皮下脂肪と筋肉の間にあり、皮膚を支える役割を担う。
コラーゲンやエラスチンの生成量が減れば、肌にハリがなくなりしわができやすくなります。
また筋肉やSMAS層が頬を支えきれなくなると、たるみが発生。
くっきりとしたほうれい線が、できてしまうのです。
ハイフは超音波によって肌を引き締める
ハイフのポイントは、狙った部位へピンポイントに照射ができることです。
ハイフは「高密度焦点式超音波」を使った施術で、皮膚の奥深くにあるSMAS層にアプローチします。
従来の医療機器では、皮膚の浅い位置にある表皮や真皮までしか、アプローチすることができませんでした。
そのため、たるみの根本的な改善が難しかったのです。
しかしハイフの開発によって、肌の土台部分であるSMAS層にもピンポイントにアプローチできるようになりました。
ハイフの仕組み
ハイフは肌の「創傷治癒」を利用した施術です。
創傷治癒とは、肌の再生する能力のこと。
ハイフは、超音波による熱エネルギーを1か所に集めて、SMAS層へダメージを与えます。
すると、肌の組織は傷を修復しようと、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。
この過程でSMAS層が引き締められ、肌にハリや弾力が生まれます。
ハイフのほうれい線治療はどのくらい持続する?
ハイフは1度の施術で永久に効果が続くわけではなく、効果の持続期間に限りがあります。
どのくらいのペースで施術を受けるべきなのかを知るためにも、効果の持続期間について確認しましょう。
効果の持続性は6ヶ月〜1年程度
ハイフは肌の創傷治癒を活用した施術であり、照射によって与えられたダメージの回復ともに効果は薄れていきます。
効果の持続期間は、6ヶ月〜1年程が一般的です。
皮膚の再生能力や医療機器の出力によっても、効果の持続期間は異なりますよ。
定期的に治療を継続すると効果が期待できる
ハイフでリフトアップ効果を得たい場合には、定期的に治療を継続しましょう。
照射頻度が高すぎると肌に大きな負担がかかることから、半年に1回程度の施術がおすすめです。
肌質や肌悩みによっても適切な頻度は異なるため、照射頻度は医師と相談して決めましょう。
ハイフ以外のほうれい線を治療する方法
ハイフ以外にも、ほうれい線を治療する方法は4つあります。
- セルフケア
- ヒアルロン酸注入
- 糸リフト
- リフトアップ手術
万が一、ハイフで大きな効果が得られなかった際には、試してみてくださいね。それぞれの方法を詳しく解説していきます。
セルフケアでできること
まずは、セルフケアでできることについて確認しましょう。
セルフケアのメリットは無料で行えることと、好きな時間に実践できることです。また、セルフケアはほうれい線の予防にも役立ちます。
運動
筋肉の1つである表情筋が衰えると、顔の脂肪や皮膚を支えきれずにたるんでしまうことがあります。
衰えた表情筋を運動で鍛えることで、頬のたるみにアプローチ。
普段から意識して表情筋を動かすよう意識すれば、ほうれい線以外のたるみやしわの予防にもつながります。
マッサージ
リンパマッサージを行い老廃物を流すことで、ほうれい線が改善しやすくなりますよ。
老廃物が体内にたまると、細胞の生成に必要な栄養素が全身に行き渡りにくくなります。
その結果、肌がたるんだりしわができやすくなってしまうのです。
マッサージを行う際は肌に摩擦ダメージを与えないよう、マッサージクリームを利用してくださいね。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を注入すると、しわが隆起するためほうれい線が目立ちにくくなります。
ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果は一時的です。
しかし即効性があるため、すぐにほうれい線を改善したい方にはぴったりの方法でしょう。
治療内容 | シワのある箇所にヒアルロン酸を注入することで 隆起させ、シワを目立ちにくくする |
※自由診療 | 費用の目安1本:9万円~15万円 |
副作用・リスク | 内出血 腫れ アレルギー反応 しこり 感染症 皮膚の凹凸 |
ヒアルロン酸注入はハイフと併用できる
ハイフとヒアルロン酸注入を併用すれば、様々な角度からほうれい線にアプローチできます。
- ハイフでsmas筋膜にアプローチ
- たるんだ皮膚にヒアルロン酸を注入し、ふっくらさせる
ハイフはsmas筋膜にアプローチできても、伸びた皮膚に働きかけることが難しいのです。
そこでヒアルロン酸を注入することで、皮膚にもハリを持たせられます。
施術の間隔は1ヶ月程度あけましょう。
糸リフト
糸リフトは突起のついた特殊な糸を皮膚内に挿入し、たるみを引き上げる施術です。
- 1度の施術で効果を実感しやすい
- 即効性が期待できる
- 肌のハリにもアプローチできる
糸リフトには一般的に、溶ける糸が利用されています。
糸は溶ける過程でコラーゲンの生成を促進するため、肌のハリにもアプローチできますよ。
治療内容 | 皮膚内部に糸を入れ たるみを引き上げる |
※自由診療 | 費用の目安1本:9万円~15万円 |
副作用・リスク | 内出血・腫れ 痛み 引きつれ 糸の飛び出し 左右差 感染症 皮膚の凹凸 |
リフトアップ手術
切開を伴うリフトアップ手術は「フェイスリフト」と呼ばれています。
フェイスリフトは顔の一部を切開して、たるみを持ち上げることでほうれい線を目立ちにくくする施術です。
ダウンタイムが他の方法よりも長めですが、効果の持続期間が長く即効性も期待できます。
治療内容 | 皮膚やSMAS層を切除・縫合により たるみを引き上げる |
※自由診療 | 費用の目安50万円~ |
副作用・リスク | だるさ・熱感 頭痛 蕁麻疹・痒み むくみ 発熱 糸が露出する 左右差 知覚の麻痺・鈍さ・しびれ 傷痕や皮膚の凹凸 色素沈着 |
ハイフでほうれい線を治療する時の注意点
最後に、ハイフでほうれい線を治療する時の注意点を3点確認しましょう。
- 副作用の併発
- 施術ができない場合
- ハイフ直後の過ごし方
注意点を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができますよ。
副作用が併発する可能性がある
ハイフは照射する際の出力が高いと、2週間程度の副作用がでることもあります。
主な副作用は以下のとおりです。
- 赤み・腫れ
- むくみ
- 筋肉痛のような痛み
- 皮膚の乾燥
- やけど・水ぶくれ
- 神経損傷による麻痺
通常、赤みや腫れはメイクで隠せる程度であるため、日常生活に支障をきたすことは少ないです。
また筋肉痛のような痛みや乾燥も、時間とともに改善していきます。
万が一、副作用が長く続くときは、施術を受けたクリニックに相談してください。
施術が受けられない場合がある
ハイフは体調や体質、既往歴によって施術が受けられないこともあります。
施術が受けられない場合の例を確認しましょう。
- 妊娠中・授乳中
- アトピー・ケロイド体質
- 日焼け直後
- 重篤な疾患がある場合
- 金属糸やプレートの使用者
- ペースメーカーの使用者
- 施術部位に傷がある場合
疾患のある方や体質について不安がある方は、カウンセリングで医師に相談してみてください。
ハイフ直後は運動や入浴に気を付ける
ハイフの直後に血流が良くなる運動や入浴を行うと、赤みや腫れがあらわれやすくなります。
そのため、副作用が収まるまでは、入浴・運動・サウナ・施術部位のマッサージを避けて過ごしましょう。
アルコール摂取も控える
アルコールの摂取も血行が良くなるため、赤みや腫れが出現しやすくなります。
特に施術の当日は注意が必要です。
副作用を長引かせないためにも、アルコールの摂取は控えましょう。
ハイフはほうれい線に効き目あり!気になる効果や治療法 まとめ
今回は、ハイフの仕組みやほうれい線に対する効果を解説しました。
特に覚えておきたいポイントは、以下のとおりです。
- ほうれい線の改善効果も見込める
- ハイフは定期的な施術が必要
- 半年に1回程度の照射がおすすめ
- ヒアルロン酸との併用もできる
ほうれい線の原因であるたるみを改善するためには、定期的にハイフを受ける必要があります。
また、即効性を得たい場合には、ヒアルロン酸の併用もおすすめです。
必要な照射回数は人によって異なるため、まずは無料カウンセリングで医師に相談してみましょう。