生理の初日にピルを飲み始めた場合、避妊効果は服用を開始した日から期待できます。
一方で、飲み始めのタイミングが遅れると、避妊できるのは7日以上ピルの服用を続けた日からです。
この記事のポイント
- 避妊効果は飲み始めの時期で変わる
- 生理初日に飲み始め
- 効果は飲み始めた日から
- その他の期間に飲み始め
- 1週間後から※
- 避妊効果は休薬期間も維持される
※飲み忘れがない場合
1日でも早く避妊効果を得るためには、できるだけ早くピルの服用を始めることが大切です。
もしも、産婦人科や婦人科への受診に抵抗があるなら、オンライン診療でピルの処方を受けるのも1つの手。
オンライン診療なら、電話やチャットでピルの処方が受けられますよ。
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低用量ピルの避妊効果はいつから?飲み始めの効果をチェック
低用量ピルの避妊効果は、飲み始めのタイミングによって異なります。
飲み始めの タイミング | 避妊効果が 期待できるタイミング |
---|---|
生理の初日 | 飲み始めた日から |
その他の期間 | 7日以上 ピルの服用を続けた日から |
生理初日から服用を始めた場合、飲み始めの日から避妊効果が期待できます。
一方、その他の期間に服用を始めると、効果が出るのは1週間後です。
また、飲み忘れがあった場合、避妊効果は得られません。
ピルの避妊効果を得るためには、「7日間連続で服用」が必要です。
ピルは休薬期間も避妊効果が維持される
ピルを飲み忘れなく服用した場合、休薬期間(偽薬期間)も避妊効果は維持されます。
なお、効果が維持されるのは、1週間のみ。
休薬期間(偽薬期間)明けにピルの服用を忘れると、避妊効果は消失するため、飲み忘れには注意しましょう。
2シート目以降はピル服用1日目から避妊効果が見込める
2シート目以降では、ピル服用1日目(休薬期間明け)から、避妊効果が期待できます。
つまり、飲み忘れなくピルの服用を続ければ、実薬期間・休薬期間に関係なく、常に避妊効果が期待できるのです。
ピルの月経困難症(PMS含む)の効果は何日目から?
1か月以上ピルを服用すると、月経困難症(生理痛やPMSなど)の効果も出てきます。
すぐに効果が期待できないのは、ホルモンバランスなどが関係しているためです。
ちなみに、月経困難症は、排卵による女性ホルモンの変動が原因で起こります。
▼ピルで症状を改善する仕組み
- ピルで排卵を一時的に止める
- 排卵による女性ホルモンの変動が軽減
- ホルモンの変動に伴う症状が落ち着く
生理の期間にピルを飲み始めた場合、次の生理以降から効果が期待できます。
【一覧表】避妊効果ない低用量ピルもある?ピルの種類と避妊率
日本で流通している低用量ピルは、すべて99%以上の避妊効果が期待できます。
ただし、治療用に作られたピルは、避妊目的で処方されません。
分類 | 名称 | パール指数 (避妊効果の 度合い) |
---|---|---|
避妊用のピル | シンフェーズ | 0.59 |
トリキュラー ラベルフィーユ | 0.38 | |
アンジュ | 0.28 | |
マーベロン ファボワール | 0.085 | |
治療用のピル 月経困難症・PMS | ルナベル フリウェル | 0.19 |
ピル服用で避妊できる確率は、「パール指数」で表されます。
パール指数とは、100人の女性が1年間に妊娠する割合のこと。
低用量ピルはパール指数が1以下で、服用中は妊娠する可能性がほとんどありません。
【避妊失敗例】ピル服用中に妊娠する原因を解説
ピルを服用していても、飲み忘れなどにより避妊効果が下がると、妊娠することがあります。
ピル服用中に妊娠する原因
- ピルの飲み忘れ
- 服用時間の変動
- 飲み合わせの悪い薬の併用
- ピル服用後の嘔吐
ピルの避妊率は99%以上ですが、飲み忘れがあると避妊率は91%まで低下します。
また、服用する時間が毎日大きく変わると、避妊効果が低下することも。
休薬期間に生理がこないなど妊娠の兆候があれば、妊娠を疑い、妊娠検査薬を使用しましょう。
【Q&A】ピルの効果はいつから?避妊用ピルに関するよくある疑問
未承認医薬品等 異なる目的での使用 | ミニピル、超低用量ピルは 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律で 避妊の効果について認められておらず、未承認薬の扱いとなります。 |
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入手経路等 | 国内医薬品販売代理店 |
国内の 承認医薬品等の有無 | 国内で避妊に使われる内服薬には、 マーベロンやトリキュラーなどが挙げられます。 |
諸外国における 安全性等に係る情報 | 頭痛、吐き気 、不正出血 、 乳房の張り等のリスクがあります。 |
医薬品副作用 被害救済制度に ついて | 万が一重篤な副作用が出た場合は、 国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です |