アフターピルは薬局やマツキヨで買える?今すぐ入手する方法やいくらで購入できるのかも解説

現在、全国145店舗の薬局では、アフターピルの「試験販売」が行われています。

薬局購入には、電話での申し込み・薬剤師との面談・研究への参加同意などの条件があり、まだまだ手軽に買えないのが現状。

なお、アフターピルの購入にハードルを感じているなら、「オンライン診療」を利用する手もあります。

▼オンライン診療と薬局の流れ

オンライン診療
1.ネットで申し込み
2.電話やチャットで診察
3.自宅にアフターピル郵送
薬局
1.電話で申し込み
2.直接来店して面談
3.薬剤師の前でアフターピル服用
4.アンケート回答

オンライン診療なら、チャットや電話を使って自宅で診察を受けられます。

すべての手続きはインターネット上で完了、アフターピルは自宅に届くため、受診や来店の手間もありません。

なお、アフターピルは基本的に即日発送、数時間〜1日ほどで自宅に届きますよ。

初心者におすすめ!
人気のオンライン診療3選

スクロールできます
サービス名料金ポイント
\深夜や土日も営業/

メデリピル
9,900円
公式サイト
産婦人科医が診察
手続きはLINEでOK
\電話の診察が簡単/

エニピル
10,978円
公式サイト
24時間いつでも診察
120時間ピルも取り扱い
海外製ピルがお得
8,778円
公式サイト
診察はビデオ通話
4種類のピルを処方

※税込み/自由診療

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基にインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

目次

アフターピルの本格的な薬局販売はいつから?マツキヨなどのドラッグストアでの販売状況を解説

アフターピルの本格的な薬局販売の開始時期は未定です。

現状、マツキヨやスギ薬局など気軽に立ち寄れる大手の薬局・ドラックストアでは、アフターピルの取り扱いがありません。

一方で、「処方せん」を提出することにより、アフターピルを受け取れる薬局はたくさんあります。

処方せんあり
※院外処方
・大手薬局でも対応
(マツキヨやスギ薬局など)
処方せんなし
※研究のための
試験販売
・全国145の薬局のみ
(大手の取り扱いなし)
・薬剤師との面談が必須
・個人情報の提供が必要

マツキヨなどでのアフターピル購入には処方せんが必要、市販化は未定

マツキヨやスギ薬局などでは、処方せんを提出すると、アフターピルを受け取れます。

「処方せん」は、病院で医師の診察を受けるともらえる書類の1つです。

風邪を引いて病院に行った際に処方せんを受け取り、薬局に提出して薬を受け取った経験がある方は多いでしょう。

アフターピルも同じ要領で、病院で診察を受けて処方箋をもらい、薬局で受け取れます。

一部の薬剤師のいる薬局ではアフターピルを試験販売中

2023年の11月から、一部の薬剤師がいる薬局でアフターピルの試験販売が始まりました。

販売は研究を目的に行われているため、薬局でのアフターピル購入には条件があります。

薬局でアフターピルを買う条件
  • 電話での予約
  • 研究に参加することへの同意
  • 身分証の提供
  • 薬剤師との面談
  • アンケートへの回答など

薬剤師との面談では、性交渉があった日時・避妊具を使用したかなどを聞かれます。

面談が精神的な苦痛になりそうな場合は、ほかの方法でアフターピルを入手するのがおすすめです。

また、薬局で購入したアフターピルは、薬剤師の目の前で飲む必要があります。

薬局販売のアフターピルの値段はいくら? 7,000~9,000円

薬局で購入できるアフターピルの値段は、相場よりもやや安価な7,000〜9,000円です。

購入できるのは、産婦人科でも処方されているアフターピル「レボノルゲストレル錠」です。

レボノルゲストレル錠は、避妊失敗から72時間以内に服用することで、避妊効果が期待できます。

アフターピル代のほかに、妊娠検査薬の料金(1,000〜1,500円)も必要ですよ。

どこで買える?アフターピルを売っている場所一覧

アフターピルは薬局で試験販売が行われているほか、産婦人科婦人科、オンライン診療でも処方を受けられます。

病院・オンライン診療は、どちらも安全かつ正規の入手方法です。

金額や安全性に大きな違いはないため、利用しやすい方法を選びましょう。

産婦人科や婦人科

ほとんどの産婦人科や婦人科では、アフターピルの処方が受けられます。

受診の際は、「予約の有無」「受け取り方」「営業時間」などを確認しておくのがおすすめです。

受診前に確認
  • 予約が必要か
  • アフターピルの受け取り方
    • 院内処方:その場で受取
    • 院外処方:処方箋を薬局に出して受取
  • 営業時間や休診日
  • 持ち物や支払い方法

中にはキャッシュレス決済が使えなかったり、予約が必須だったりする病院もあります。

そのため受診前には、公式サイトを見たり電話で問い合わせたりするのがおすすめです。

来院の際は、身分証と多めの現金(1〜2万円)を用意しておきましょう。

オンライン診療

オンライン診療とは、テキストチャット・電話・ビデオ通話などを使った受診ができるサービスのことです。

医師の診察をオンライン上で受けたあとは、自宅のポストにアフターピルが届きます。

なお、病院との違いには、支払い方法や営業時間が挙げられますよ。

オンライン診療のポイント
  • 後払いでの支払いにも対応
  • 夜間に利用できるサービスもあり
  • 日本全国どこでも利用可能

自宅近くで夜間・日曜に診療している産婦人科がない場合も、オンライン診療ならすぐに診察・アフターピル処方が受けられます。

なお、アフターピルは数時間〜1日ほどで自宅に到着。

迅速に配送してもらえるため、アフターピルのタイムリミットにも間に合いますよ。

※北海道や沖縄は2日程度かかることもあります。

予約後すぐ診察!おすすめのオンライン一覧

アフターピルのタイムリミットは何時間?

アフターピルは種類によって、タイムリミットが異なります。

アフターピルの
名称
タイムリミットと
避妊率
ノルレボ
レボトルゲストレル
・性行為から72時間まで
・避妊率97%
エラワン
(エラ)
・性行為から120時間まで
・避妊率98%

アフターピルは、早く飲むほど避妊効果が高いことが特徴です。

性行為から24時間以内に服用すれば、99%以上の避妊効果が期待できます。

アフターピルのもらい方

  1. ネットで申し込み
  2. 電話やチャットで診察
  3. 自宅にアフターピル郵送

なお、アフターピル処方を受けられるのは、服用する本人のみです。

代理の人が受診・アフターピル処方を受けることはできません。

年齢制限や付添の可否は、クリニックやサービスによって異なりますよ。

【深夜や土日もOK】電話でアフターピル処方が可能なオンライン診療

オンライン診療の営業時間や診察の方法は、サービスによって異なります。

一方で、アフターピルの価格はどこも同程度で、1万円前後です。

初心者でも利用しやすい電話診察のサービスや、休診日がなく土日祝日も利用できるサービスを中心に紹介します。

予約後すぐ診察OK
土日も使えるオンライン

スクロールできます
サービス名料金ポイント
\深夜や土日も営業/

メデリピル
9,900円
公式サイト
産婦人科医が診察
手続きはLINEでOK
\電話の診察が簡単/

エニピル
10,978円
公式サイト
24時間いつでも診察
120時間ピルも取り扱い

※税込み/自由診療

メデリピル:24時まで利用OK!日曜・祝日のアフターピル処方なら

料金9,900円
予約公式サイトでLINE追加
魅力・夜間の診察や処方に対応
・LINEで手続きが完結
・産婦人科の医師が診察

※税込み/自由診療

知名度が高くCMでも話題のメデリピル(mederi Pill)は、オンライン診療が初めての方におすすめのサービスです。

利用者は多いですが、アフターピルの予約は優先して取れる仕組みになっているため、予約当日の診察・処方も可能。

夜間や土日・祝日も利用できるため、緊急時にもぴったりですよ。

エニピル:申し込み後すぐに電話診察!アフターピルの種類も豊富

料金10,978円
申込公式サイト
魅力・診察は電話で対応
・未成年も1人で使える
・120時間ピルあり

※税込み/自由診療

エニピルは、電話診察でのアフターピル処方が受けられるサービスです。

120時間まで効果が期待できるアフターピルも取り扱われているため、性行為から時間が経ってしまった方にもおすすめ。

また、エニピルなら、未成年の方も保護者の同伴なしで診察・処方が受けられます。

コンビニ後払いにも対応しているため、クレジットカードがなくても利用できますよ。

【Q&A】アフターピルは薬局で買える?モーニングアフターピルや市販化に関する疑問を解決

アフターピル(緊急避妊薬)の代わりになるものは市販されているの?

アフターピル(緊急避妊薬)の代わりになるものはなく市販化もされていません。

一方で、よく似た医薬品には「低用量ピル」が挙げられます。

低用量ピルとアフターピルの違いは、服用のタイミングです。

低用量ピル毎日服用することで
避妊効果が見込めるピル
アフターピル性行為のあとに服用し
妊娠を防ぐピル

低用量ピルも、入手できるのは病院やオンライン診療のみです。

産婦人科でアフターピルだけもらうことは可能?

産婦人科でアフターピルをもらうには、診察が必須です。

しかし、内診やエコーなどの検査は不要。

医師の簡単な質問に答えれば、アフターピル処方が受けられます。

既往歴や服用している薬によっては、処方を受けられない場合もありますよ。

アフターピルが飲めない人
  • 肝機能障害の人
  • その他内臓に重い障害のある人
  • 妊娠中の人など

【知恵袋】アフターピルは海外の薬局で買えるのか知りたい!

アメリカでは、薬局でアフターピルが販売されています。

海外の販売状況は、国によって異なりますよ。

▼アフターピルの販売状況

薬局で販売
※薬剤師の指導なし
アメリカ
薬剤師の
服薬指導のみで販売
イギリス
ドイツ
フィンランド
薬剤師・その他の
医療従事者の
服薬指導のみで販売
インド
処方箋が必要シンガポール
韓国

※2022年時点

参考:厚生労働省

低用量ピル(経口避妊薬)はドラッグストアや薬局で市販されているの?

低用量ピル(経口避妊薬)が入手できるのは、病院やオンライン診療のみです。

ドラックストアや薬局、Amazonなどでは販売されていません。

低用量ピルのオンライン診療一覧

アフターピルは男性でも買える?購入できる場所は?

アフターピルが買えるのは服用する本人(女性)のみで、男性は購入できません

また、一部の産婦人科・婦人科では、付き添い自体も不可とされている場合があります。

そのため、男性が付き添いたい場合は、公式サイトや電話で問い合わせましょう。

生理を遅らせる薬(プラノバール) は薬局で買える?

生理を遅らせる薬(プラノバール)が入手できるのは、病院やオンライン診療のみです。

ドラックストアや薬局では、販売されていません。

なぜアフターピルの薬局購入には面談が必要なの?

アフターピルの薬局購入に面談が必要なのは、研究に用いるためです。

面談やアンケートで、服薬に至った状況・年齢・性行為から経過した時間などの情報が集められています。

情報の提供に心理的ハードルがある場合は、簡単な問診のみで購入できる「オンライン診療」を活用しましょう。

アフターピルの薬局受け取り(院外処方)が可能な店舗はどこ?

アフターピルの受け取り(院外処方)に対応している薬局は、厚生労働省がまとめている資料で確認できます。

薬局でアフターピルを受け取るためには、「処方箋」が必要です。

▼院内処方と院外処方の違い

院内処方・処方箋なし
・病院でアフターピルを受け取る
院外処方・病院で処方箋をもらう
・薬局に処方箋を提出
・薬局でアフターピルを受け取る

アフターピルを薬局で買うデメリットは?

アフターピルを薬局で買うデメリットは、研究への参加が必須なこと、120時間まで有効なアフターピルが入手できないことなどです。

薬局でアフターピルを買うデメリット
  • 薬局の営業時間のみ利用できる
  • 来店前には電話が必須
  • 研究への参加が必須
    • 個人情報の提供
    • 薬剤師との面談
    • 薬剤師の目の前で
      アフターピル服用
  • 販売は72時間ピルのみ
  • アフターピルを扱う薬局は少数

市販化は未定!アフターピルはオンライン診療や薬局で買える

アフターピルの市販化は未定ですが、現状は薬局で試験的に販売されています。

しかし、薬局での購入には薬剤師との面談や研究への同意が必要です。

サクッとアフターピルを入手したいなら、自宅で診察・処方が受けられるオンライン診療がおすすめですよ。

土日もOK!
おすすめのオンライン診療

スクロールできます
サービス名料金ポイント
\深夜や土日も営業/

メデリピル
9,900円
公式サイト
産婦人科医が診察
手続きはLINEでOK
\電話の診察が簡単/

エニピル
10,978円
公式サイト
24時間いつでも診察
120時間ピルも取り扱い
海外製ピルがお得
8,778円
公式サイト
診察はビデオ通話
4種類のピルを処方

※税込み/自由診療

オンライン診療の診察方法や、営業時間はサービスによって異なります。

アフターピルの服用にはタイムリミットがあるため、使いやすいサービスを見つけて早めに受診してくださいね。

スクロールできます
未承認医薬品等
異なる目的での使用
エラワンは、国内では効能・効果への承認が下りてない
自由診療の医薬品です。
入手経路等国内医薬品販売代理店
国内の承認医薬品等の有無ノルレボ
レボノルゲストレル
諸外国における
安全性等に係る情報
頭痛、吐き気 、不正出血 、
乳房の張り等のリスクがあります。
医薬品副作用
被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、
国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

この記事を書いた人

美容マガジン編集部では、美容医療に関する情報を「読者にわかりやすい」かたちでコンテンツに反映しています。医師によるファクトチェックや医療広告ガイドラインに沿ったコンテンツ制作を行っています。

目次