健康で健やかな生活を送るための手助けをしてくれる『プラセンタ』
特にプラセンタ注射にはヒトプラセンタが使用されおり、高濃度なうえ体内に馴染みやすくて吸収性が良い特徴があります。
そして、このプラセンタ注射の効果を最大限に発揮させるに大切なのが『治療の頻度』です。
この記事では、プラセンタ注射の効果を高く、そしてより早く実感するためのポイントについて解説していきます!
- プラセンタ注射の種類について
- プラセンタ注射の行い方について
- プラセンタ注射の「持続効果」について
- プラセンタ注射の期間を空けすぎると?
- プラセンタ注射の「目的別」の頻度
- プラセンタ注射を打ちすぎると?
プラセンタ注射はどのように行う?
プラセンタ注射には、ヒトの胎盤から抽出した成長因子や、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
この「ヒトプラセンタ」を摂取することで、あらゆる効果を得ることができると人気です。
しかしこのプラセンタ注射ですが、「どこで受けられるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
それでは、プラセンタ注射について詳しく解説していきます。
病院(クリニック)で行う
主にプラセンタ注射は、以下の医療機関で受けることができます。
- 病院やクリニック
- 美容外科
プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出した「ヒトプラセンタ」が原料です。
厚生労働省から医薬品として許可されている「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類が存在し、医療機関でのみ扱うことができます。
一般的に、メルスモンは更年期障害やホルモンバランスの乱れの改善などの治療に、ラエンネックは肝機能障害の治療の使用されています。
プラセンタ注射は、ヒトの胎盤が原料なことから体内に馴染みやすく吸収性が良く、口から飲むサプリメントタイプよりも高濃度なのが特徴です。
素早く、高濃度な栄養素を体内に取り入れられるのがプラセンタ注射のメリットと言えます。
より高い効果を実感したい方はプラセンタ注射がオススメです。
プラセンタ注射を打つと、献血ができなくなりますのでご注意ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
>>>日本赤十字社
自宅(ホームエステ)について
より高い効果を実感したい方は、プラセンタ注射を継続的に打つことが一番良いとされています。
しかし、仕事や育児で忙しい方や時間がなく、なかなか病院に行けない方も中にはいらっしゃるでしょう。
そんな方は、ホームケアとしてプラセンタサプリを併用するのがオススメです。
プラセンタサプリには、ヒトではなく、豚や馬、羊、植物由来のプラセンタが使われているのが特徴です。
種類 | 特徴 |
---|---|
豚 | 吸収性が高い |
馬 | アミノ酸が豊富 |
羊 | 浸透性が高い |
植物由来 | 健康維持に役立つ成分が豊富 |
植物は胎盤は持たないため、植物由来のプラセンタは胎座から作られています。
どのプラセンタも様々な特徴を持っているのがポイントです。
しかしプラセンタサプリは、消化酵素である程度消化されてしまう為、注射ほどの効果を得るのは難しいと言えます。
プラセンタサプリだけを飲み続けるのではなく、
『プラセンタ注射の期間を開けすぎた時に摂取する為に飲む』という飲み方がベストです。
プラセンタの効果を得るためには継続性が大切ですので、より高い効果を得たい方は是非覚えておいてください。
プラセンタ注射について
プラセンタ注射は継続的に打つことで効果を実感しやすくなります。
しかし、打つ頻度は人それぞれですし、実際どの頻度で注射を打てば良いのか戸惑いますよね。
ここからはプラセンタ注射の頻度について詳しく見ていきましょう。
効果はどれくらい続く?
プラセンタ注射は、およそ2~3回の治療で効果を実感できる方が多く見られます。
プラセンタ注射は主に、皮下注射と筋肉注射のどちらかなので、ゆっくり体内に吸収されます。
効果が表れるまでに数日かかり、その効果の持続期間は2~3日程度です。
最初は効果を実感しにくかったとしても、治療を重ねることで効果を実感しやすくなります。
持続性が低いデメリットがありますが、回数を重ねることで美肌効果や健康面など、さまざまな効果が期待できるのが大きなメリットです。
継続的に効果を実感したい方は、プラセンタ注射を打ち続ける必要があります。
毎日打っても良い?
プラセンタ注射に「打ちすぎ」はありません。
1アンプル(1本)でも、2アンプル(2本)でも、毎日注射することが可能です。
頻繁に注射することで血中濃度が高く保たれ、効果が持続しやすいという特徴があります。
しかし、毎日クリニックや美容外科に通うのは現実的ではありませんよね。
毎日打つことが一番効果的とは言えますが、無理のない範囲で治療を行いましょう。
間隔を空けすぎるとどうなる?
プラセンタ注射は、毎日打つのが一番効果を実感しやすい状態と言えます。
プラセンタの効果の持続期間は、およそ2~3日程度です。
打つ期間を開けすぎてしまうと効果が薄れていってしまうので、徐々に効果は感じられなくなっていきます。
せっかく改善した症状も、元に戻ってしまうかもしれません。
少し期間が空きそうな場合は、併用してプラセンタサプリを使用することでカバーできます。
プラセンタサプリでは、プラセンタ注射ほどの効果を得られません。
しかし治療の期間が空きそうな場合は、プラセンタサプリでサポートすれば効果を継続的に得ることが可能です。
こまめにプラセンタを体内に取り入れることで効果は持続しやすくなります。
プラセンタ注射を継続的に打つことが最も効果的ですが、無理のない範囲でクリニックに通うことをオススメします。
1回の摂取量が多いからといって効果が長続きしたり、回数を減らしていいわけではありません。
プラセンタ注射の施術頻度
プラセンタ注射を打つ目的は人それぞれです。
美容目的で打つ方もいらっしゃれば、体質の改善を目的としている方もいらっしゃるでしょう。
施術の期間については受ける人の体質や状態によってももちろん異なりますが、プラセンタ注射を打つ頻度について解説していきます。
プラセンタ注射を2アンプル打つときの頻度
プラセンタ注射は血管に直接注入するわけではなく、「皮下注射」もしくは「筋肉注射」です。
体内にゆっくり吸収されるため、効果が実感されるまで時間がかかります。
プラセンタ注射は回数を重ねることで、効果を実感しやすくなるうえ、効果の持続期間も長くなる傾向があります。
そこでオススメなのが、はじめは週に2回、2~3アンプル打ち続けること。
最初の1~2ヶ月は「週に1~2回に2~3アンプル」を打ち、その後様子を見て、「1~2週間に1回2アンプル打つ」にするという打ち方がオススメです。
ホルモンバランスを整えるための頻度
次に、ホルモンバランスを整えるための頻度について見ていきましょう。
プラセンタエキス自体にはホルモンは含まれていませんが、ホルモンバランスを整える作用があります。
・生理不順の改善
・月経前後のニキビの改善
・PMS(月経前症候群)の改善
・生理前のイライラの改善
ホルモンバランスを整えることで、生理前後の辛い症状の改善に繋がります。
乱れたホルモンバランスを整える為には、定期的にプラセンタ注射を打つ必要がありますので、週に1~2回の治療が必要です。
肩こりやのぼせなどの更年期障害を改善するための頻度
女性は更年期になると体にさまざまな不調をもたらす「更年期障害」が起こりやすくなります。
更年期障害は、「ストレスを受ける」または「ホルモンバランスが崩れる」ことで起こる可能性が高いです。
プラセンタには自律神経のバランスを整える作用や、ホルモンを調整する「内分泌調整作用」があり、これらが更年期障害の症状を和らげてくれると考えられます。
効果を得るためには、こちらも週に1~2回程度の治療を続ける必要です。
また、更年期障害を目的として治療を受ける際は、基本的に1回1Aまでと決められています。
少量をこまめに打つことで更年期障害を和らげることができますので、無理のない範囲で治療を行いましょう。
更年期障害や肝機能障害、乳汁分泌不全を改善目的としている場合は、
保険が適用される可能性がありますので、事前に確認しましょう。
アレルギーなど体質を改善するための頻度
次に、体質改善について解説いたします。
プラセンタ注射は、体質改善の効果も期待できますよ。
・免疫力向上により病気になりにくい
・抵抗力向上により風邪をひきにくい
・「冷え性」「肩こり」「腰痛」の改善
・アレルギー症状の改善
・花粉症の症状を和らげる
この体質改善を目的としてプラセンタ注射を打つ場合は、週に1~2回と定期的に治療を行う必要があります。
体質を変えるということから、初めは高頻度で打ち続ける必要がありそうです。
しかし、体質を改善すればメリットがたくさんあります。
「もう治らない…」と諦めかけていた「冷え性」「肩こり」なども、プラセンタの効果で改善することも可能です。
無理のない範囲で治療を行い、健康的な体を手に入れましょう。
美肌効果を得る為の頻度
美容効果を得る為に施術する場合も同じく、週に1~2回と定期的に行う必要があります。
早く美容効果を感じたい方は、1回に2~3アンプル、週に2~3回と量と回数を増やすのもオススメです。
美容目的の場合は症状の改善や治療などではなく、あくまで美容目的ですので、注射を止めると元に戻ってしまいます。
しかし、何もしなければ年齢とともに老化していく一方です。
プラセンタには美肌づくりに欠かせない栄養成分が豊富に含まれていますので、摂取し続けて損はありません。
「病院に頻繁に通う時間がない」という方も中にはいらっしゃると思いますが、プラセンタサプリを併用するなど無理のない範囲で治療を行いましょう。
プラセンタ注射を打ちすぎるとどうなる?
プラセンタ注射は打つ頻度が多いほど効果が実感されやすくなると今まで解説しました。
しかし、「そんなに打って本当に大丈夫なの?」と疑問に思う方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
それでは、プラセンタ注射を頻繁に摂取することでデメリットがあるのか解説いたします。
体に悪い?
『副作用に関して言えば、全くゼロではないが、「重篤な」という形容詞のつくような副作用は皆無、と言ってよい。
演者のクリニックでは年間 6 万回以上のプラセンタ投与を行っており、この 10 年間で 50 万回を越えているが、注射部位の発赤や痒み、注射側上腕部の鈍重感、軽い吐き気などといった軽微な反応以外には、重篤な副作用は 1 件も経験していない。
吉田クリニック 院長『プラセンタ療法と統合医療』から引用
このような特徴を生かすことによって、必要に応じて長期連用も、短期大量投与も可能になる。』
原則、プラセンタ注射を皮下注射や筋肉注射で行う範囲内では、副作用はありません。
プラセンタ注射を打ちすぎたからといって、体に悪いということも報告されていないようです。
しかし、薬のアレルギー反応がある場合はご注意ください。
特に、メルスモンには「ベンジルアルコール」というアルコールが含まれていますので、痒みや発疹が起こるなどのアレルギー反応が出る可能性があります。
上記のような場合は、薬剤を変えた方が良いでしょう。
プラセンタ注射には、「メルスモン」「ラエンネック」の2種類の薬剤がございますので、体質に合った方をご利用ください。
プラセンタ注射は週2~3回に2アンプルの頻度がオススメ!
プラセンタ注射はヒトプラセンタが原料であり、豊富な栄養素と成長因子が含まれています。
定期的に施術を行うことで症状改善や体調の維持などの健康面や美容面など、さまざまな良い影響を及ぼしてくれます。
そして、このプラセンタ注射の効果を最大限に引き出すためには「プラセンタ注射を適切な頻度で打ち続けること」が大切です。
期間が空きそうな場合は、プラセンタサプリなどを併用するのもオススメ!
プラセンタ注射の力で、健やかで健康的な体を手に入れましょう!